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「マティアス・スーナールツ」出演おすすめ映画10作品(最近見た映画、見直した映画限定。順不同)

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絶対見逃せない映画 おすすめ
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マティアス・スーナールツの第一印象はたいへん失礼ながらロシアのプーチン大統領に似ているなぁというものでした。現在ではウクライナに戦争を仕掛けている張本人として世の中の目の敵にされていますが…『レッド・スパロー』に出演、ファンであるジェニファー・ローレンスの伯父役、彼女を利用する狡猾な黒幕役だったので、この映画では正直余り良い印象は持ちませんでした。しかし、その後多くの出演作を見て、存在感のある俳優としてファンになりました。『潜水艦クルスクの生存者たち』は東京都の西側・立川駅前の劇場まで見に行きました(本当はレア・セドゥがお目当て)…最近見た10作品をご紹介します。まだ御覧でない作品があれば、次回視聴の参考にしてみてください。

『レッド・スパロー』(2018/フランシス・ローレンス監督)

元CIA局員という経歴を持つジェイソン・マシューズによる同名小説が原作で、捜査対象を美貌で誘惑する「スパロー」と呼ばれる女スパイの活躍を描く。

類稀な才能と美貌を備えたロシアのバレリーナ、ドミニカ(ジェニファー・ローレンス)は、演技中のパフォーマンスパートナーとの事故により左足を骨折し、バレリーナとしての道を断念させられる。その後、叔父の支援でドミニカは、ロシア政府が極秘裏に組織した諜報機関の一員となり、自らの肉体を使った誘惑や心理操作などを駆使して情報を盗み出す女スパイ「スパロー」になるための訓練を受ける。

やがて組織の中で頭角を現したドミニカは、ロシアの機密情報を探っていたCIA捜査官ナッシュ(ジョエル・エドガートン)に近づくというミッションを与えられる。接近したドミニカとナッシュは互いに惹かれあいながらも、それぞれのキャリアや忠誠心、国家の安全をかけてだまし合いを繰り広げていく。

おすすめ映画感想|『レッド・スパロー』(2018/フランシス・ローレンス監督)ジェニファー・ローレンス主演

『潜水艦クルスクの生存者たち』(2018/トマス・ビンターベア監督)

司令官ミハイル(マティアス・スーナールツ)は、爆発が起きた区画の封鎖を指示し、部下と安全な艦尾へ退避を始めますが、艦体は北極海の海底まで沈没します。実際は深水100㍍の地点。生存者わずか23名という大惨事となってしまいます。生き残ったかれらは、海の底で希望を捨てずあらゆる手を尽くしつつ救助を待つのでしたが、

海中の異変を察知した英国の海軍准将デイビッド(コリン・ファース)は、ロシア政府に対して救援の意志を伝えるが、沈没事故の原因は他国船との衝突にあると主張するロシア政府は乗組員の救出よりも軍事機密の隠蔽を重視した為、他国の救助艇をクルスクには近寄らせようとしなかった。このような乗組員の生命よりも国家の威信を優先するロシア政府の態度に、ターニャ(レア・セドゥ)たち乗組員の家族たちは怒りをあらわに抗議しますが、ついに最悪の事態を免れる事はできませんでした…

立川キノシネマで見られる新規公開映画『潜水艦クルスクの生存者たち』(2018/トマス・ビンターベア監督)潜水艦クルスクに運命を翻弄された名もなき男たちの実話

『リリーのすべて』(2015/トム・フーパー監督)

1926年、デンマーク・首都コペンハーゲン。風景画家のアイナー・ベルナーは、肖像画家の妻ゲルダに頼まれて女性モデルの代役を務めたことをきっかけに、自身の内側に潜む女性の存在を強く意識し始める事になります。

それ以来「リリー」という名の女性として過ごす時間が増えていくアイナーは、心と身体が一致しない現実に葛藤し始めます。「私は本当は女性である」と言い始めます。ゲルダも当初はそんな夫の様子に戸惑いますが、次第にリリーに対する理解を深めていきます。ゲルダはアイナーを何人もの医者に診せますが、ほとんどの医者は精神疾患という診断しかしませんでしたが、「それは病気ではない。アイナーの言うことは正しい」という医師が現れ、この医師はアイナーに先例のない性別適合手術があることを告げ、アイナーは手術を受けることを決断するのでした。

レッドメインのアイナーからリリーへの変身ぶりはもとより、そこに至るまでのアイナーの心の苦悩を繊細に表現しているところが見所です。

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『君と歩く世界』(2012/ジャック・オーディアール監督)

主演は07年に「エディット・ピアフ 愛の讃歌」で、フランス人女優としては49年ぶりのアカデミー主演女優賞受賞という快挙を達成したオスカー女優マリオン・コティヤール。監督はカンヌ国際映画際、セザール賞の常連で、名実ともにフランスを代表する名監督、「真夜中のピアニスト」「預言者」のジャック・オーディアール。

南仏アンティーブの観光名所マリンランドでシャチの調教師として働く女性ステファニー(マリオン・コティヤール)は、事故で両脚を失う大怪我を負い、失意のどん底に沈む。そんなある時、5歳の息子をひとりで育てているシングルファーザーのアリ(マティアス・スーナールツ)と出会い、不器用だが真っ直ぐなアリの優しさに触れたステファニーは、いつしか自分自身を取り戻し、再び生きる喜びを持つようになる心の変遷を描く。

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『フランス組曲』(2014/ソウル・ディブ監督)

1940年、ドイツの占領下となり苦境に陥ったフランスの田舎町が舞台。出征中の夫の帰りを待つリュシルが厳格な義母と暮らしている屋敷に、ドイツ軍中尉ブルーノがやって来ました。音楽を愛するリュシルとブルーノは自然と親しくなり、お互いにかけがえのない存在となっていきます。「ナチス」という言葉を一言も使わず、非常事態を懸命に生き延びようとする「普通の人々」の姿をつぶさに描いている点が出色という。

さらに、ラストには、ドイツ軍に追われる農夫をリュシルがかくまい、パリへの逃亡を手助けするというスリリングな展開もあり、画面からは目が離せない見せ場が続きます。

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Michael BußmannによるPixabayからの画像

『アムステルダム』(2022/デビッド・O・ラッセル監督)

「アメリカン・ハッスル」「世界にひとつのプレイブック」のアカデミー賞常連のデビッド・O・ラッセル監督が、クリスチャン・ベール、マーゴット・ロビー、ジョン・デビッド・ワシントンら豪華キャストを多数迎え、ある巨大な陰謀に巻き込まれた3人の男女の行く末を、史実とフィクションを巧みに交えて描いた歴史コメディ・サスペンス映画。但し、シリアスとユーモアが絶妙なバランスでブレンドされているチョイゆる感もお楽しみ。本作は監督の7年振りとなる待望の最新作です。

舞台は1930年代のニューヨーク。かつて第1次世界大戦の戦地で知り合い、ひょんなことから大変ウマの合った彼らは、終戦後にオランダのアムステルダムで一緒の時間を過ごし、親友となったバート、ハロルド、ヴァレリー。3人は「何があってもお互いを守り合う」と誓い合い、固い友情で結ばれていました。

ある時、バートとハロルドがひょんなことから殺人事件に巻き込まれ、容疑者にされてしまいます。濡れ衣を着せられた彼らは、疑いを晴らすためにある作戦を思いつきますが、次第に自分たちが世界に渦巻く巨大な陰謀の中心にいることに気づくことになります。

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『ヴェルサイユの宮廷庭師』(2015/アラン・リックマン監督)

「ハリー・ポッター」シリーズで知られるイギリスの名優アラン・リックマンの監督第2作。17世紀フランス。国王ルイ14世は、栄華のシンボルとしてベルサイユ宮殿の増改築を計画していました。国王の庭園建築家アンドレ・ル・ノートルとともに庭園内の「舞踏の間」の建設を任されたのは、無名の庭師サビーヌだった。伝統と秩序を重んじるル・ノートルは正反対の自由な発想で仕事に臨むサビーヌと対立しますが、彼女の持つ自由な精神に次第に惹かれていき、中心的な庭園造りをサビーヌに任せることにします。また、サビーヌは自由な感性と情熱で、仕事上のライバルや宮廷に暮らす女性たち、さらにはルイ14世までもの心を溶かし、身分や性別を超えて信頼を得るようになっていきます。知られざるヴェルサイユ宮殿のエピソードに迫るストーリーに加え、きらびやかな宮廷生活をビジュアルで垣間見る事も見どころの一つです。

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『ラスト・ボディガード』(2015/アリス・ウィンクール監督)

舞台は「フレンチ・リビエラ」、南フランスにある保養地として知られる地中海沿岸の景勝地にある大富豪の邸宅。元軍人のヴァンサンは、帰還後もPTSDに悩まされる日々を送っていました。知人の紹介で大富豪ワリードの豪邸を警備する仕事を引き受けたヴァンサンは、ワリードが留守の間、ワリードの妻ジェシーと子どもアリの警護をすることになります。ヴァンサンは美しいジェシーに次第に惹かれていきます。そんな矢先、外出中に何者かの襲撃を受けたジェシーたちを間一髪で救出しますが……。

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『胸騒ぎのシチリア』(2015/ルカ・グァダニーノ監督)

「ミラノ、愛に生きる」のルカ・グァダニーノ監督が同作に続き、ティルダ・スウィントンとタッグを組んだ人間ドラマ。1968年製作のアラン・ドロン主演、ジャック・ドレー監督によるフランス映画「太陽が知っている」をリメイクした作品。

世界的ロックスターのマリアンは、痛めた声帯を癒すため、年下の恋人のポールとシチリアの風光明媚なパンテッレリーア島の別荘で静かな時間を過ごしていました。しかし、マリアンの元彼でカリスマ音楽プロデューサーのハリーが、セクシーな娘ペンを連れて、マリアンのもとへ突然押しかけて来ます。ハリーは、マリアンとの復縁を目論み、一方のペンは誠実なポールへの好奇心を募らせていきます。さらに、バカンスが台無しになったマリアンの身に思いもよらない事件が待ち受けていました…

おすすめ映画感想|『胸騒ぎのシチリア』(2015/ルカ・グァダニーノ監督)‣シチリアの美しい自然に囲まれ、誘惑と理性の境をめぐる物語!

『ムスタング』(2019/ロール・ドゥ・クレルモン監督)

ローマン・コールマンはその短気な性格故にすぐに手が出るタイプであり、妻に暴行して重傷を負わせた為に12年間の刑期を受けネバダ州の刑務所で服役していました。ローマンは社会復帰のための懸命な努力を続けていましたが、生まれ持った気質を改善するのは容易なことではありませんでした。ローマンは牧場主のマイルズの下で職業訓練を受けることになりました。そこでは、マイルズが組んだリハビリ・プログラムを受講することになります。そのプログラムはマーキスとという名のかなり気難しいムスタング(野生馬)の調教を通して自身の人格を陶冶していくというものでした。ローマンは5週間後に売却される予定の馬を調教するように命じられましたが…

おすすめ映画感想『ムスタング』(2019/ロール・ドゥ・クレルモン監督)‣馬との交流を通し人間が再生していく姿を描く感動ドラマ

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