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おすすめ映画『ザ・タウン』(2010/ベン・アフレック監督)感想‣スリリングで骨太な運命のドラマが描かれる!

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『ザ・タウン』のあらすじ概要

チャック・ホーガン原作の「強盗こそ、われらが宿命(さだめ)」を、ベン・アフレック監督・脚本・主演で映画化した犯罪ドラマ。『ゴーン・ベイビー・ゴーン』以来2本目となるベン・アフレック監督作品です。

全米一、銀行強盗発生率の高い街ボストン北東部の街チャールズタウン。そこで育ったダグ(アフレック)は当然のように親子代々強盗を生業として暮らしていました。彼らは、綿密な計画に従って行動し、ひとつの証拠も残さない完全犯罪に命を張っていました。陽の当たらぬ世界で生きる男たちの寂しさやわびしさ、そこでガッチリと築かれている絆と友情、一方、そんななかで出会った男と女の純愛が描かれていきます…それは、強盗に入った銀行で、思わぬ事態から人質にとった若い支店長クレアに一目惚れをしてしまうことから始まります。そんなダグにFBIの捜査の手が迫ります……。

共演にレベッカ・ホール、クリス・クーパー、ジェレミー・レナー。

2010年製作/123分/アメリカ
原題:The Town

ロッテントマト批評家支持率:92%

『ザ・タウン』のスタッフとキャストについて

ベン・アフレック監督・脚本・主演(ダグ・マクレイ):米カリフォルニア州生まれ、マサチューセッツ州ボストン育ち。強盗団のリーダー。元アイスホッケー選手。父親も強盗で刑務所に終身刑で服役しています。クリアと知り合った事から、強盗の世界から足を洗おうとしますが、そう簡単に抜け出る事は出来ませんでした。

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ジェレミー・レナー(ジェームズ・“ジェム”・コフリン):ダグとは兄弟同然の幼なじみで強盗仲間。荒っぽい性格で人殺しも辞さない。

今年1月1日起ったネバダ州の自宅の除雪作業中の事故で全身30か所も骨折する重傷から既に立ち直っているとのニュースもありましたが、一日も早く映画界に復帰を願いたいと思います。

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レベッカ・ホール(クレア・キージー):ダグらが襲った銀行の支店長、その後銀行を辞めています。映画出演2作目のクリストファー・ノーラン監督作「プレステージ」(06)でクリスチャン・ベールの妻役を演じ、続く「それでも恋するバルセロナ」(08)でゴールデングローブ賞にノミネートされています。

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ジョン・ハム(アダム・フローリー):FBI捜査官。ダグらの起こした事件の捜査を担当。

1997年、TVシリーズ「アリー・myラブ」で俳優デビューし、2000年に「スペース・カウボーイ」で映画に初出演。TVを中心に活動。

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ブレイク・ライヴリー(クリスタ・コフリン):ジェムの妹。ダグの元恋人。幼い娘を抱えています。

日本でも人気を博したTVシリーズ「ゴシップガール」(07~12)の主人公セリーナ役で大ブレイク。

『ザ・タウン』のネタバレ感想・見どころ

ネタバレあり、ご注意!

いつも穏便な判断で行動しているリーダー格のダグですが、一緒に行動しているジェムは性格はかなり荒くれ、突発短気。8,9年間も刑務所に服役した過去を持ちます。幼馴染でもあり、ダグは彼に命を救われた過去のしがらみあったと触れられていますが、ジェムと組む事はやがては破滅に繋がる予感を感じさせました。

クレアは美人でしかも、かなり若く、一女子行員かと思っていたら、その銀行の支店長だったのでびっくり仰天。運悪く銀行強盗が逃走する際の人質として捉えられます。銀行強盗一味が逃走に成功後に無事解放されています。しかし、完全な証拠隠滅を考えるジェムは彼女を殺す事を考えます。それを阻むため、ダグは奪った運転免許証から彼女の住所を知り、彼女に偶然を装って近づき、それとなく人質になった時の様子を聞き出し、彼女がどこまで犯人の証拠を掴んでいるか聞き出そうとします。

彼女は実は決定的な証拠として、犯行グループの一人の首筋にアイルランド由来のタトゥがあった事をポロリと漏らしてしまいます。しかし、これが徹底的な犯人割り出しのポイントとなる訳でもありませんでした。(この事を警察に報告すれば、あっという間に犯人割り出しは可能と思われます。更に身に危険が及ぶ恐れがある為、クレアの身柄は警察に守られることになったのではないかと思われます…)

ダグは最後の大仕事スタジアム襲撃後、警官との激しい銃撃戦で仲間が次々と斃れていく中、奇跡的に逃走する事が出来ます。しかし、クレアとの再会の望みも叶わず、街を去る事になります…強盗犯とその人質だった女性との”恋”の行く末は、大変気懸りですが、ここから先は視聴者は想像するしかありません…

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