
おすすめの映画『ジェイソン・ボーン』(2016/ポール・グリーングラス監督)感想‣9年経ってもまったく変わらない、”ボーン・スタイル”
マット・デイモンが、記憶を失った最強の暗殺者ジェイソン・ボーンに扮する人気アクションサスペンスのシリーズの第5作。しかし、本作は2012年の『ボーン・レガシー』の続編ではありません。「ボーン・アイデンティティー」「ボーン・スプレマシー」「ボーン・アルティメイタム」の3部作を手がけたポール・グリーングラス監督とデイモンが、9年ぶりにシリーズ復帰を果たし、ジェイソン・ボーンの新たに描く作品です。ジェイソン・ボーン(マット・デイモン)が消息を絶ってから何年もの歳月が経過したある日、彼のもとに、CIAの元同僚のニッキーが現れます。ニッキーは、CIAが世界を監視・操作するために極秘プログラムを始動させたこと、そしてボーンにまつわる、ある驚きの真実を告げます。これをきっかけにボーンは再び動き始めることとなり、追跡を任されたCIAエージェントのリーは、ボーンを組織に取り込むことを画策しますが……。ボーンの追跡を指揮するCIA長官デューイ役で名優トミー・リー・ジョーンズ、その部下となるリー役で「リリーのすべて」のアリシア・ビカンダーがシリーズ初参加しています。