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おすすめ映画『バーン・アフター・リーディング』(2008/コーエン兄弟監督)感想‣クルーニーとピット、ジョエル&イーサン・コーエン兄弟による犯罪アホ・バカコメディ!

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『バーン・アフター・リーディング』のネタバレ感想・見どころ

圧巻の出演陣には驚愕しました。しかし、力の抜けた内容にはとても驚かされました。CIAの調査員が飲酒癖が問題となり、”配置換え”になっていました。事もあろうにCIAの闇でも暴露しようとしたのか自叙伝を書き始めるという…『国家機密漏洩罪』で逮捕されてしまいそうです。

ブラット・ピットがスポーツジムのトレーナー役、しかも拾ったCIAの秘密情報入りCDを持主であるマルコビッチに買い取らせようとするチンケな役柄、不法侵入先の隠れたクローゼットの中で撃たれて呆気なく死んでしまいます(こんなマジに展開ありか!気の毒でした…)

傑作はマクド―マンド扮するリンダ、同じくジムのインストラクターです。体形を矯正しようと美容整形の費用捻出のことばかりいつも考えて浮かぬ顔をしていました。一方、恋人マッシングアプリを利用して出会いを楽しんでいる一面もあり、初対面の気真面目そうな中年男性と映画観賞、食事などデートしますが、男性はまったく乗り気ではありません(彼女は少しは乗り気な素振りもあり)しかし、突然飛び出す予想外のベッドシーンには開いた口が塞がりませんでした…(なんじゃこりゃ!)

ブラックユーモア、真面目なコメディと割り切り、あまり期待せず見れば非常に愉しい時間を過ごせると思います。

『バーン・アフター・リーディング』のあらすじと概要

「ノーカントリー」でアカデミー賞を受賞したジョエル&イーサン・コーエン兄弟による犯罪コメディ。ワシントンのフィットネスジムで働くチャド(ブラッド・ピット)は、CIAの機密情報と思われるものが入ったCD-ROMを拾います。そのデータを利用して一攫千金を狙うチャドは、情報の持ち主である元CIAのオズボーン(ジョン・マルコビッチ)を脅迫しますが……。G・クルーニー、B・ピット、J・マルコビッチ、F・マクドーマンドら超豪華俳優陣大集結!コーエン兄弟監督、クルーニー主演の「アホバカ3部作」の完結編!?コーエン兄弟の映画としてはなんと最大級のヒット作となっています。

2008年製作/96分/アメリカ
原題:Burn After Reading(読後焼却)

『バーン・アフター・リーディング』のスタッフとキャストについて

コーエン兄弟監督・脚本・製作

G・クルーニー(ハリー・ファラー):『オー・ブラザー!』(2000年)、『ディボース・ショウ』(2003年)に続きコーエン兄弟監督作品に出演する三作目となります/出会い系サイトで複数の女性と接触しており、スポーツジムで働くリンダとも交際を始めています。

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B・ピット(チャド・フェルドハイマー):リンダの同僚。身体を鍛えることばかり考えている筋肉バカ。iPodとスポーツドリンクが大好き。CDの主であるオズボーン・コックスの屋敷に忍び込むが、突然現れたハリーと鉢合わせしてしまう。

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J・マルコビッチ(オズボーン・コックス):CIAの職員、アルコール問題が原因で職務を解任され、怒りのあまり退職しています。そしてCIAでの出来事の暴露本執筆を目論んおり、資料をCDに入れたがそれをスポーツジムで紛失してしまいます。

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F・マクドーマンド(リンダ・デッキ):スポーツジム・インストラクター。高額の美容整形費用の支払いに悩んでいます。出会い系サイトで複数の男性と交際を重ねています。拾ったCDにCIAの秘密が隠されている貴重なものと思い込み、美容整形費用捻出のため、CDの落とし主に高額で買い取らせることを目論みますが…

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