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おすすめ映画|『ブーリン家の姉妹』(2008/ジャスティン・チャドウィック監督)ナタリー・ポートマン/スカーレット・ヨハンソン初共演作

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日テレドラマ

「ブーリン家の姉妹」のあらすじ・概要

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16世紀のイギリス・ヘンリー8世統治時代の宮廷を舞台に繰り広げられる愛憎劇。フィリッパ・グレゴリーによる同名小説を原作としているもの。男子の世継ぎがなかったことに、いら立つヘンリー(エリック・バナ)が愛人を求めていることを知った、野心家のブーリン卿(マーク・ライアンス)は聡明な長女のアン(ナタリー・ポートマン)を愛人候補に仕立てる。しかしながら、王が目に留めたのは、結婚したばかりの気だての良い次女メアリー(スカーレット・ヨハンソン)だったことから、姉妹間の葛藤が生じる。どちらも国王の寵愛を受けながら、まったく異なる道を歩むことになる美しい姉妹の劇的に変転する人生を鮮やかに映し出す歴史劇。

本作ではナタリー・ポートマンとスカーレット・ヨハンソンという当代きっての若手女優の夢のような初共演が実現。その兄役を『ラスベガスをぶっつぶせ』のジム・スタージェス(ジョージ・ブーリン)が好演する。後にイギリスに黄金時代をもたらしたエリザベス1世の母親となるアンの壮絶な生涯には正に息をのむ。

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「ブーリン家の姉妹」のスタッフとキャストについて

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ジャスティン・チャドウィック監督:本作品は初の長編映画作品となる。その後の作品一覧:

  •      おじいさんと草原の小学校 The First Grader (2010年)
  •     マンデラ 自由への長い道 Mandela: Long Walk to Freedom (2013年)
  •     チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛 Tulip Fever (2017年)

ナタリーポートマン(アン):2000人の候補者の中から「レオン」のマチルダ役を射止め華々しいデビューを飾る。99年からは名門ハーバード大学に進み心理学を専攻し03年6月に卒業。マイク・ニコルズ監督の恋愛映画「クローサー」では、それまでの清純派イメージを脱ぎ捨てストリッパー役に果敢に挑戦、共演のジュリア・ロバーツ、ジュード・ロウらに負けない存在感と演技力を披露し高い評価を受け、本格的な女優として大きく飛躍。10年、肉体的にも精神的にも追いつめられていくバレリーナを熱演した「ブラック・スワン」でついにオスカー主演女優賞を受賞

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スカーレット・ヨハンソン(メアリ―):もの心ついた頃には、早くも女優の仕事に興味を持ち始めていた彼女は、やがて子役のための演技教室に通うようになる。女優としてのキャリアは8歳の時に出演したオフブロードウェイの舞台に始まる。その時の相手役はあのイーサン・ホークだったという。03年にはソフィア・コッポラ監督の「ロスト・イン・トランスレーション」に主演、相手役のビル・マーレイとともにその演技が各方面から絶賛される。この年、さらに「真珠の耳飾りの少女」にも主演、ゴールデン・グローブ賞と英国アカデミー賞ではこの2作で主演賞にそろってダブル・ノミネートの快挙を達成!

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エリック・バナ(ヘンリー8世):

ベネディクト・カンバーバッチ(ウイリアム):実在の天才数学者を熱演した「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」(14)ではかねてから備えていたその実力が賞レースでの高評価により認められ、アカデミー賞主演男優賞にも初ノミネートされた。次代を担う国際的な英国俳優として最も有望視されているひとり。本作品では結婚したばかりのメアリーを国王に取り上げられてしまう気の毒な夫役。

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なお、見逃せないのが目を見張る豪華絢爛たる宮廷衣装の数々、これらは『恋におちたシェイクスピア』『アビエイター』でアカデミー賞を受賞したサンディ・パウエルが担当したもの。

「ブーリン家の姉妹」のネタバレ感想

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本作品のストーリーは史実に基づくものですが、「事実は小説よりも奇なり」という言葉通り、目まぐるしい展開に驚かされます。発端は現イギリス国王ヘンリー8世に世継ぎの男子が生まれない事です。この機会に、プーリン家の父親と叔父ノフォーク公の企みが通り、ブーリン家の長女アンを国王の妾に画策します。国王は従順な妹のメアリーの方を気に入り、宮廷に呼ぶように言いつけます。メアリーはウイリアムと結婚したばかりの新妻であるにもかかわらず、国王の命令には逆らえないという悲哀があります。

メアリーは予定通り男子を生みます。産後の体調がすぐれず、国王からは遠ざけられてしまいます。この辺の国王の感情は良く分からないところです。せっかく男子が生まれて目出度しにはならず、少し複雑な感情があるのではないかと思われます。この展開に危機感を覚えたブーリン家の懲りない父親と叔父は、今度は姉アンを国王に再度近づけようと企みますが、今度はアンの策略にまんまと引っかかった国王はアンに心を奪われてしまいます。

しかし、非常に賢い姉アンは妾の立場では、国王の気持ちが変われば妹のメアリー同様、自分も直に疎まれる事は分かり切っている事から、自分の地位を守る為、大胆にも現在の王妃と離婚して、自分を王妃の座に据える事を条件に、王の意向に応じようとします。

その結果、王は離婚を認めないカトリック教会と縁を切り、イングランド国教会の長となりカトリック教会とは決別することになります。これはイギリス全土を巻き込む大変なスキャンダルとなったそうです。

アンは女子(後のエリザベス1世)を生みますが、望まれた男子は流産するなど、自分の地位も危うい(皇后の地位にあるので、そう簡単には地位は脅かされないものと思われましたが)と感じ、事もあろうに男子を早く妊娠するために実兄との間に子供を産む事を考えます。これは、実際は無かったのですが、二人の現場を誤解した他人に国王に密告され、兄ジョージとアンは大逆罪・姦通罪で斬首と言うたいへん恐ろしい極刑を受けてしまいます。

田舎に引き籠っていた、妹メアリーは姉アンの助命の為、国王に面会しますが、願いは叶えられることはありません。アンの処刑後、幼女エリザベスを抱きかかえ宮殿を後にします。

当時のイギリスの女性の地位は全く無かった事に驚きます。親や親戚の実力者にモノ同然に取り扱われ、不平不満をいう事は許されなかったようです。日本も同じような状況だったのかもしれません。自由恋愛が必ずしも幸せになれるものとは限りませんが、、、本当に酷い時代があったものです。

ストーリーはさて置き、二大ハリウッド人気女優の初顔合わせということで楽しみに見てみました。(NETFLIXで初見)姉妹の性格の違いは女優の個性そのままなのか良く分かりませんが、対象的な姉妹の性格描写が素晴らしかったと思います。妹メアリーもおっとりしているようですが、強靭な精神力は持っています。もしかして、田舎では夫の元に帰り、それなりに充実した後半生を送ったのではないかと思います。

最後に

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イギリス王朝の王位継承の歴史は複雑過ぎて、文献を読んでも理解出来ない事ばかりです。なお、16世紀当時はフランス、スペインなどが大国で、島国イギリスはスコットランドとはまだ分離されており、ヨーロッパの二流国だったそうです。エリザベス女王の時代より飛躍的に覇権を拡大していった歴史があります。

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