どの映画でも独特の雰囲気で存在感のある演技が特徴です。『ビフォー』シリーズの恋愛映画も大変に人気がありますが、最近劇場で見た映画、DVDで見た(見直してみた)映画を中心に10作品について紹介します。今回は独断と偏見に基づき、個人的な好み順で紹介します。イーサン・ホーク関連作品をまだ全作品見ていないので、少し偏りがありますがご勘弁ください。
『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』(2016)
カナダが生んだ実在の素朴派画家M・ルイスの慎ましい半生を、「シェイプ・オブ・ウォーター」「ブルー・ジャスミン」の実力派女優サリー・ホーキンスが繊細に演じて絶賛を博した心温まる感動のドラマ映画。
映画感想|『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』(2016/アシュリング・ウォルシュ監督)
『魂のゆくえ』(2017)
ニューヨークの小さな教会であるファースト・リフォームド教会(250年と歴史は古く、奴隷解放などの過去の貢献もあり、観光目的の訪問者も多い)で牧師を務めるエルンスト・トラー牧師(イーサン・フォーク)は、自身の考えを年報に掲載し記事にまとめてる事を毎晩の日課として取り組んでいた。
『6才のボクが、大人になるまで。』(2014)
「ビフォア・ミッドナイト」のリチャード・リンクレイター監督が、ひとりの少年の6歳から18歳までの成長と家族の軌跡を、実際に12年をかけて撮影した感動モノのドラマ。映画の2時間40分の間、ことさらドラマティックな出来事が起こるわけではありませんが、淡々としたストーリーながら前代未聞の延々12年掛け、本作品映画が撮影されていきます。このように作品を仕上げようという実験的な挑戦意欲に改めて脱帽せざるを得ません。
『トレーニング デイ』(2001)
ロサンゼルス市警の麻薬取締課に自ら希望し配属となった新人刑事ジェイク(イーサン・ホーク)は、ベテラン刑事のアロンソ(デンゼル・ワシントン)とコンビを組み、麻薬捜査のいろはを徹底的に教え込まれる。しかし、普通のバディームービーと全く異なり、二人の緊張ある関係は時間と共に深まり、越え難い深淵にぶち当たって最後に破局を迎える。
感想|『トレーニング デイ』(2001/アントワーン・フークア監督、デンゼル・ワシントン、イーサン・ホークが”タッグ”を組む刑事ドラマ
『15年後のラブソング』(2020)
驚きのストーリー。イーサン・ホークのタッカー役はすっかりまり役ではないでしょうか?年齢不詳のロッカーで、初孫までいる御爺さんですが、男から見てもまだまだ格好がいいです。若い頃も物凄くモテて、且つ、女にだらしないダメ男振りもあり、多くの元奥さんたちとの間にこどもが4人も5人もいる設定
レビュー|イーサン・ホーク主演「15年後のラブソング」 ホークがロックスター!この三角関係はどうなる?
『リミット・オブ・アサシン』(2017)
アクション映画にイーサン・ホークが単独主演。組織に裏切られ、愛する家族を殺され自らも命を落とした(!)凄腕の殺し屋が、24時間限りの命を与えられて復活し、南アフリカ、香港を舞台にすべてを奪った組織に復讐する姿を描く。
映画感想|『リミット・オブ・アサシン』(2017/ブライアン・スムルツ監督)イーサン・ホーク主演南アフリカ舞台のSFアクションスリラー
『リグレッション』(2015)
1980~90年代初頭のアメリカで、悪魔崇拝者による儀式が次々と告発され、人々が不安にかられて社会問題となった騒動に着想を得て生み出されたサスペンス。90年、アメリカ・ミネソタ。刑事のブルース・ケナー(イーサン・ホーク)は、父親の虐待を告発した少女アンジェラ(エマ・ワトソン)の事件を取り調べることになるが、、、
映画感想|『リグレッション』(2015/アレハンドロ・アメナーバル監督)イーサン・ホーク、エマ・ワトソン共演の実話に基づくホラーサスペンス
『プリデスティネーション』(2015)
SF小説の大家ロバート・A・ハインラインによる短編小説「輪廻の蛇」を、イーサン・ホーク主演で映画化。時間と場所を自在に移動できる政府のエージェントが、凶悪な連続爆弾魔を追うためタイムトラベルを繰り返す姿を描いたSFサスペンス。
映画感想|『プリデスティネーション』(2015/マイケル&ピーター・スピエリッグ兄弟監督)タイムトラベルを縦横無尽に操るSFサスペンス
『真実』(2019)
「万引き家族」で第71回カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞した是枝裕和監督が、初めて国際共同製作(日・仏合作)で手がけた長編作品。母と娘の間に隠された真実をめぐるストーリーを、フランスを代表する女優カトリーヌ・ドヌーブとジュリエット・ビノシュの共演で描く。
レビュー|真実 カトリーヌ・ドヌーブ主演/是枝裕和監督の挑戦者魂に脱帽!
『痛いほどきみが好きなのに』(2008)
原作は1996年にホーク自身が書き下ろした同名ノベルス『痛いほどきみが好きなのに』。イーサン・ホークの監督2作目であり、自身の体験を基にした半自伝的な小説を脚色し映画化した、『痛いほどきみが好きなのに』は、ニューヨークを舞台に繰り広げられる、若手俳優の男子とミュージシャン志望の女子という2人の恋の行方を描いたラブストーリー。ホーク自身父親ヴィンス役で少しだけ出演しています
映画感想|『痛いほどきみが好きなのに』(2008/イーサン・ホーク監督・脚本・出演)『チェルシーホテル』に続く、2作目の監督作品
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