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今年前半映画館で見た映画① おすすめ10作品(好み順)

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絶対見逃せない映画 おすすめ
joonseob ahnによるPixabayからの画像
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早いもので、今年もいよいよ後3ヶ月を残すのみとなりました。新コロナウイルスの影響により、自由に映画館にも行くことも自粛せざるを得ない日々が続いていましたが、漸く最近は入場人数の制限はあるものの、新規公開映画の上映も順次開始されています。幾分早い気分もありますが、2020年公開映画について、今回は1月2月頃見たおすすめ映画10作品について、取り纏めてみました。個人的な判断でお気に入り順に選んでみました。また、是非再度見たくなる様な魅力的な映画が多かった様な気がします。

『ミッドサマー』アリ・アスター監督

本作品はアスター監督個人的な体験をもとに作られた部分があるという。監督自身かつて恋人との別れを振り返り、修復の見込みの無い冷えた関係にしがみついていた体験を投影されたキャラクターを、本作品主人公のダニーを作り上げた。衝撃的な内容ながらメルヘンチックな雰囲気に幻惑されました。フローレンス・ピューの魅力を初めて知った映画です。

ミッドサマー映画 新感覚フェスティバル・スリラーレビュー

『パラサイト 半地下の家族』ポン・ジュノ監督

『母なる証明』『殺人の追憶』『スノーピアサー』など世界的に大活躍する韓国人監督ポン・ジュノが10年ぶりに監督した最新作。第72回カンヌ国際映画祭で韓国映画として初のパルムドールを受賞。半地下の家で暮らす貧しい家族とIT企業を経営する裕福な社長一の出会いから始まる物語を描き、貧富格差社会への痛烈な批判を込めた作品、ユーモアあり恐怖心あり悲喜劇ありの(2時間12分)。実際、韓国ではリアル過ぎて決して笑えない内容の様です。

パラサイト 半地下の家族 アカデミー賞作品賞/監督賞他受賞 映画

『ジョジョ・ラビット』タイカ・ワイティティ監督

タイカ監督が監督、製作、脚本、出演の四役を務めた作品。第二次大戦下のドイツを舞台に、ナチスへの忠誠を誓う10歳の心優しいドイツ人少年ジョジョとユダヤ人少女の交流を描く作品。ジョジョの空想上の”友人”アドルフ・ヒトラーを監督が演じている。また、監督自身もマオリ系ユダヤ人として育ち、ある程度の偏見も経験している。祖父は第二次世界大戦で実際にナチスと戦ったこともあるという。

ジョジョ・ラビット 映画 タイカ・ワイティティ監督作作品レビュー

『スキャンダル』ジェイ・ローチ監督

FOXニュースの元人気キャスターのグレッチェン・カールソン(ニコール・キッドマン)が、テレビ界の帝王として君臨していたCEOのロジャー・エイルズを告発し、彼に強要されせた性的関係を拒絶したせいで降格、解雇されたことを理由に、遂にセクハラについて声をあげる決断をする。その強さは繊細な感情を引き出したニコールの凄みのある表情に現れているのも見もの。

マーゴット・ロビー出演映画

スキャンダル 映画 ハリウッド三大女優の共演

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』クウェンティン・タランティーノ監督

本編は賛否両論はあるもののタランティーノ監督作品の”最高傑作”と言われている仕上がりで、今回の92回アカデミー賞では助演男優賞(ブラッド・ピット)、美術賞の2冠を手に入れました。しかしながら、待望のオスカー監督賞受賞はならず残念です。今回は相手(「パラサイト」)が悪かった! こちらの作品にも売れっ子マーゴットロビーが出演。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 映画レビュー

『1917 命をかけた伝令』 サム・メンデス監督

本作品はゴールデングローブ賞で作品・監督賞を獲得し、先のアカデミー賞ではノミネートされた作品賞は逸したが、視覚効果賞、撮影賞、録音賞の三賞を獲得している。戦場のある一日の物語を”全編カット”という画期的な映像で映画化されている為、戦場の恐ろしい臨場感、緊迫感が十分過ぎる程ヒシヒシ伝わってくる。塹壕の中の様子、戦闘を控え束の間の休息を取る兵士、塹壕の中で俯き物思いに耽るの兵士の姿には悲壮感が漂う。

1917命をかけた伝令 サム・メンデス監督 映画 レビュー

『リチャード・ジュエル』クリント・イーストウッド監督

現在のSNS、メディア万能の時代のリスクを懸念して本編を監督しているのが、今年90歳を迎えるクリント・イーストウッド監督というのだから、その砥ぎ澄まれた時代感覚には恐れ入る。監督は常に新しく作られる作品こそが「最高傑作」と述べているらしいが、その野心に驚かされる。

リチャード・ジュエル 映画 レビュー

『フォードvsフェラーリ』 ジェームズ・マンゴールド監督

1966年のル・マン24時間耐久レースを題材にした映画。業績不振に悩む世界最大のカーメーカーフォードは大胆にもル・マンレースで王者に君臨するフェラーリを破り優勝することで知名度アップを図る事を決意。与えられた時間はわずか90日間という破天荒な計画に挑んだのかカーデザイナーであるシェルビーと天才ドライバーマイルズの二人のコンビだった。

フォードvsフェラーリ 映画 絶対王者フェラーリに挑んだ男たちの実話 レビュー

『僕たちは希望という名の列車に乗った』ラース・クラウメ監督

無意識のうちに当時の東ドイツの政治的タブーを犯してしまった若者たちが、仲間との友情や恋を育みながら、あるときはまっすぐに主張をぶつ け合い、人間として正しいこととは何かをひたむきに模索していく姿がドラマティックに描かれている。国家体制というしがらみの中で、思いがけなくこのうえなく過酷な現実に向き合わされた彼らが、人生のすべてを懸けた決断を下すクライマックスは、余りに感激的!

僕たちは希望という名の列車に乗った 映画 50年代ベルリンの壁以前の東独舞台 レビュー

『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』ファティ・アキン監督

『女は二度決断する』(07年ゴールデングローブ賞外国語映画賞受賞)『ソウル・キッチン』(08年)などで知られるドイツを代表する監督ファティ・アキンにより、70年代のドイツ・ハンブルグに実在した連続殺人鬼フリッツ・ホンカの事件を、徹底したリアリズムで描く衝撃作

屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ 映画 独・名匠ファティ・アキン監督 レビュー

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