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おすすめ映画『ノッティングヒルの恋人』(1999/ロジャー・ミッシェル監督)感想‣リチャード・カーティス(脚本)の才能には恐れ入ります!

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『ノッティングヒルの恋人』のあらすじ概要

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ハリウッドの人気女優”アナ”と旅行書専門店を開いている冴えない(?本当はとてもいけてる!)書店主ウイリアムの恋の行方をジュリア・ロバーツ&ヒュー・グラント共演で描いたロマンティックコメディ。

ロンドン西部のノッティングヒルで小さな書店を営む、どこか少し頼りない青年男性ウィリアム。ある日彼の店に、ハリウッドの有名女優のアナが訪れる。その後、ウィリアムは街角で偶然アナとぶつかってジュースをかけてしまい、近くにある自宅で彼女の服を乾かすことに。そこから、信じられない事に、いろいろと世話を焼いて和ませようとするウィリアムに、アナは思わずキスをしてしまったことから、劇的な恋の発展が始まります。

アナは不器用だが誠実な彼に惹かれ、2人は直ぐに恋に落ちるのですが……。初めてのデートが彼の妹の誕生日会など、あり得ない設定で次々と楽しませてくれる意外な展開に驚くばかりです。

脚本は後に「ブリジット・ジョーンズの日記」「ラブ・アクチュアリー」などを手がけるリチャード・カーティス。エルビス・コステロがシャルル・アズナブールの名曲をカバーした主題歌「She」も大ヒットを記録しました。非常に印象的に映画全編に挿入されている歌詞、楽曲がぴったりとハマっているのも注目ポイント!

『ノッティングヒルの恋人』のスタッフとキャスト

ロジャー・ミッシェル監督:1956年南アフリカ生まれのイギリス人。85年からはロイヤル・シェイクスピア・カンパニーのレジデント・ディレクターを6年にわたって務めた。

リチャード・カーティス脚本『Mr.ビーン』シリーズ『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』などのコメディやラブストーリー作品を数多く作り上げてきた。

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ジュリア・ロバーツ(アナ・スコット):89年の「マグノリアの花たち」でアカデミー助演女優賞にノミネート。翌90年の「プリティ・ウーマン」が大ヒットを記録し、アカデミー主演女優賞にもノミネートされたことで、、名実ともにトップスターになった。以降、「ペリカン文書」(93)、「ベスト・フレンズ・ウェディング」(97)、本作「ノッティングヒルの恋人」(99)などで活躍し、00年の「エリン・ブロコビッチ」ではタイトルロールを演じ、アカデミー主演女優賞を受賞と大活躍。

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ヒュー・グラント(ウィリアム・タッカー):1960年イギリス・ロンドン生まれ。ブレイクするきっかけとなった恋愛映画「フォー・ウェディング」(94)で、ゴールデングローブ賞コメディ/ミュージカル部門の最優秀主演男優賞、英国アカデミー(BAFTA)賞の最優秀主演男優賞に輝いた。以降、本作品「ノッティングヒルの恋人」(99)、「ブリジット・ジョーンズの日記」(01)と続編「きれそうなわたしの12か月」(04)、「トゥー・ウィークス・ノーティス」(02)などがいずれも大ヒット。

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リス・エバンス(スパイク):英ウェールズ出身。ウィリアムと一緒に住んでいる友人スパイク。独特の感性を持っており、かなり風変わりな人物。しかし、本作品の中ではキーパーソン的な役割を果たす事になります。感性で感じたことをズバリと友人ウィリアムに直言する為、はっと自分自身の間違いに気が付きます。持つべきものは良い”友人”の典型的な例になるのか!?

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『ノッティングヒルの恋人』のネタバレ感想

あり得ない事もないだろうという出会いでしたが、展開が全く信じ難いものなので、あっという間、呆気に取られている間に進展していくスピード感が素晴らしい。妹の誕生パーティーに同席してしまうというのも、招待を受けている友人たちもいきなり大スターの出現に、さぞ慌てふためくものと思いましたが、意外に冷静な対応には驚きました。同居人である変人・スパイクの反応(本能のおもむくまま)が、ある意味、まともなのかもしれませんが…

主人公ウィリアムは根っからの善人です。類は友を呼ぶ、集まって来る友人たちに誰一人悪人らしき人が皆無というのも頷けます。アナのホテルの部屋に突然、恋人が出現しても決して怒ったりせず、逆にその場を取り繕う為に、客室係の役に必死に徹しています。一方、レストランで周囲の客がアナの存在を知らず、聞き苦しいアナの噂話を大声で話していると、居ても立っても居られず、立ち上がり猛抗議をします。その大変な勇気と行動力には驚きました。

脚本の見事さで、ぐいぐい視聴者を引き付ける展開にまったく目を離せませんでした。また、全く想像もつかない結末まではらはらドキドキすることに間違いはありません。現実離れしているかもしれませんが、こんな夢を見てみたいと思わせるような本当に愉しい映画です!

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