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おすすめ映画『ヤング・アダルト・ニューヨーク』(2014/ノア・バームバック監督)感想‣ニューヨークが舞台の60代と40代と20代、3世代の物語!

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『ヤング・アダルト・ニューヨーク』のあらすじと概要

「イカとクジラ」「フランシス・ハ」のノア・バームバック監督が、ニューヨーク・ブルックリンを舞台に、世代の異なる2組のカップルの交流と友情を描いたハートフルコメディ。

8年間も新作が完成していないドキュメンタリー映画監督のジョシュと、妻のコーネリア。40代になり、まだまだ若いと思っているが人生にも夫婦にも何かが欠けていると感じるようになったある日、ジェイミーとダービーという20代のカップルと知り合います。

時代に乗り遅れたくないとSNSに縛られる日々を送る自分たちに比べ、自由でクリエイティブに生き、LPレコードやタイプライターといったレトロなカルチャーを愛する若い2人、(しかも彼らはジョシュを記録映画監督として尊敬し一目置いている)に刺激を受けたジョシュとコーネリアは、再び活力を取り戻していくのですが、若い二人が接近して来たことには何やら別の魂胆があった様です。

ミドルエイジの夫婦を演じるベン・スティラー&ナオミ・ワッツと、20代のカップルを演じるアダム・ドライバー&アマンダ・セイフライドのカップルが共演します。

原題: While We’re Young

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『ヤング・アダルト・ニューヨーク』のスタッフとキャストについて

ノア・バームバック監督(監督・脚本・製作):米ニューヨーク市ブルックリン出身。1995年、脚本も手がけた「彼女と僕のいた場所」(日本劇場未公開)で監督デビュー。

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ベン・スティラー(ジョシュ):1965年生まれ、ニューヨーク出身。「メリーに首ったけ」でキャメロン・ディアスの相手役を務めて大ブレイク。

8年も掛かっている長編ドキュメンタリー映画が未だに完成できていない映画監督役、製作スタッフには給料の支給も出来ていない様子。また、映画製作の弟子が出来る事を望んでいた。

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ナオミ・ワッツ(コーネリア):1968年生まれ、英・ケント州出身。デビッド・リンチ監督作「マルホランド・ドライブ」の演技で国際的に絶賛を浴び、スター女優に。「リング」のハリウッドリメイク「ザ・リング」(02)、ショーン・ペン共演の「21グラム」(03)、「キング・コング」(05)などに出演

成功している有名な映画監督の娘で、将来を嘱望されていた気鋭の記録映画監督ジョシュと結婚しているが、子供はいない。

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アダム・ドライバー(ジェイミー):1983年生まれ、カリフォルニア州サンディエゴ出身。「パターソン」「沈黙 サイレンス」(ともに16)、「ローガン・ラッキー」(17)、「ザ・レポート」(19)などの話題作で存在感を発揮し、ハリウッドの演技派俳優の中でも群を抜く存在となっている。

若いながらもかなりのやり手の記録映画監督、コーネリアの父であるレスリー(有名な記録映画監督)に近づく目的でジョシュに接近してきた背景がある。結果的にはこれら一連の作戦が奏功して一躍有名な監督へと伸し上がって行く。

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アマンダ・セイフライド(ダービー):ABBAのヒット曲で構成されたブロードウェイ・ミュージカルを映画化した「マンマ・ミーア!」(08)が大ヒット。ヒットミュージカル映画「レ・ミゼラブル」(12)では、主人公ジャン・バルジャンに育てられた少女コゼット役で美声を披露した。

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『ヤング・アダルト・ニューヨーク』のネタバレ感想

ラストまで見る限りでははっきり言ってもやもや感が残る映画でした。ジェイミーの作る映画はドキュメント映画でありながら、すっかり仕組まれた映画であり、それに関しては主人公のジョシュ以外は別に『問題無し』、誰でもやっている事と片付けられてしまいます。特に米国映画界のモラルとはこの程度のものなのかも知れません。したたかな人物がしたたかに成り上がって行く世界なのかも知れません。少し考えさせられる内容の映画でした。

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