>

超おすすめ映画『クリスマスとよばれた男の子』(2021/ギル・キーナン監督)感想‣サンタクロースの起源にまつわるファンタジー映画

スポンサーリンク
絶対見逃せない映画 おすすめ
Here and now, unfortunately, ends my journey on PixabayによるPixabayからの画像
スポンサーリンク
Jill WellingtonによるPixabayからの画像

U-NEXT

『クリスマスとよばれた男の子』のあらすじと概要

オル・パーカーとギル・キーナンが脚本を担当し、ギル・ケナンが監督を務めるイギリスのクリスマスファンタジー映画。原作は、マット・ヘイグによる2015年の同名「A Boy Called Christmas」人気児童絵本。

貧しい木こりの父親と二人で暮らしていたニコラス11歳は、妖精のエルフたちが暮らすといわれるフィンランド北部の神秘的な伝説のエルフヘルム村を見つけるために旅立ち消息を絶った父親を捜し出し、人々に希望をもたらす贈り物を見つけて持ち帰るために出発します。雪に深く覆われた北の地をたったひとりで目指します。〜強く願えば、できないことなんて何もない〜という言葉を信じて、困難を乗り越えて行きます。

途中で出会ったトナカイのブリッツェンとペットの話の出来るネズミ・ミイカと共に雪深い土地を旅するうちに、ニコラスはついにエルフたちが暮らす人里離れた土地にたどり着くことが出来ます。そこには人間(父親と仲間たち)に子どもをさらわれたことで、人間を恨むようになったエルフが住んでいました。また、そこにはエルフたちのなんとも不思議なメルヘンの世界が広がっていました。

bluartpapelariaによるPixabayからの画像

U-NEXT

『クリスマスとよばれた男の子』のスタッフとキャストについて

ギル・キーナン監督・脚本:1976年生まれ、英・ロンドン出身。『エンバー 失われた光の物語』など。

ヘンリー・ローフル(ニコラス):エマ・ストーンに少し似た感じの少年。北欧フィンランドの最北部に父親を探し求めて、雪深い森林にたった一人で分け入る姿は驚きでした。

ジム・ブロードベント(ファザーヴォデル):01年は「アイリス」でアカデミー助演男優賞を受賞したほか、「ムーラン・ルージュ」「ブリジット・ジョーンズの日記」とその年を代表する作品に出演。

映画感想|『ムーラン・ルージュ』(2001/バズ・ラーマン監督)魅惑のニコール・キッドマンの歌と踊り

映画感想|『ブリジット・ジョーンズの日記』(2001/シャロン・マグワイア監督)

サリー・ホーキンス(マザーサムシング):ウッディ・アレン監督作「ブルージャスミン」(13)でアカデミー助演女優賞に初ノミネート。大ヒット作「パディントン」(14)と続編「パディントン2」(17)でブラウン夫人役を演じる。

エルフ(妖精)たちを権力で支配しようとする女王役、適役とはいうものの、エルフたちからはまったく心から支持を受けているとは言い難い存在のよう。

出演作➢映画感想|『ブルージャスミン』(2013/ウッディ・アレン監督)上流階級から転落したヒロインが再起をかけて奮闘、苦悩する姿を描いたドラマ

映画感想|『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』(2016/アシュリング・ウォルシュ監督)

クリステン・ウィグ(カルロッタ叔母さん):父からノルウェーとアイルランドの、母からスコットランドとイングランドの血を引く。米・ニューヨーク州生まれ。物凄く陰険、冷血漢役。

おすすめ映画|『LIFE!』(2013/ベン・スティラー監督・主演)人生変える波乱万丈の旅立ち

トビー・ジョーンズ(ファーザートポ):英・オックスフォードに生まれた。身長163cmと小柄の性格俳優。

➢ おすすめ映画|『裏切りのサーカス』(2011/トーマス・アルフレッドソン監督)

おすすめ映画|『タロットカード殺人事件』(2006/ウッディ・アレン監督)

Jill WellingtonによるPixabayからの画像

『クリスマスとよばれた男の子』のネタバレ感想

「クリスマスとよばれた男の子」題名から分かる通り、クリスマス時期、小さな子供たちと一緒に家族で揃って観賞するのにはうってつけの映画ではないでしょうか!おすすめします!決してほんわかムードばかりではなく、突然大きな熊に襲われたり、血も涙もないカルロッタ叔母さんに父親の留守中に家を追い出され、食事も与えられないという血も涙もない仕打ちを受けます。また、漸く辿り着いたエルフの伝説のエルフヘルム村では魔女の様な尊大な女王に捕らえられそうになったりと、数々の試練がピリリとストーリー展開を引き締めています。

マギー・スミス扮するルースおばさんがベビーシッターとしてやって来て3人の子供たちに物語を語るという形式でストーリーが展開して行きます。ルース叔母さんの冒頭の言葉「人間は”原子”で出来ているわけではない、”物語”で出来ている」が非常に印象に強く残りました。小さな子供たちに絵本などで物語を語り継ぐことの重要性がとても良く分かるような気がしました。

サンタクロースの起源についても、おぼろげながら理解出来た様な気がします。年に一度の大イベントなので綺麗に飾付けをする意味、トナカイの存在、クリスマスプレゼントがどこからやって来るのか、小さな子供の脳裏にしっかりと焼き付きます…

クリスマス時期毎年繰り返される美しく飾り付けされた街・家、クリスマスツリー、サンタの赤い帽子、深い雪に覆われた森の様子、エルフ(妖精)の作業場でプレゼント用のおもちゃが製造される場面など、多くの子供は目を丸くして見入るに違いありません。

映像がどのシーンも非常に美しく、一枚の絵に切り取りたくなる様な場面の連続なのも本作品の大きな魅力となっていました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました