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おすすめ映画感想|『フォーカス』(2015/グレン・フィカーラ-ジョン・レクア監督)天才詐欺師のダマし合いをスリリングに描く

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『フォーカス』のあらすじと概要

ウィル・スミスが視点(フォーカス)を操ることで相手を手玉にとる犯罪のプロに扮したクライムサスペンス。

監督・脚本は、「フィリップ、きみを愛してる!」「ラブ・アゲイン」のグレン・フィカーラ&ジョン・レクア。

30人の熟練詐欺師集団を束ねるニッキー(ウィル・スミス)は、未熟な女詐欺師のジェス(マーゴット・ロビー)に懇願され、彼女をチームに入れて一流の詐欺師に育てることにしました。大事なのは相手のフォーカス(注意)をそらすことという騙しの極意を教えて行きます。仕事の足かせになる恋愛はしない主義のニッキーでしたが、ジェスとの関係はいつしか師弟のそれを超えたものになってしまいます。

ある大きなヤマに勝った後、ニッキーはジェスに大金を渡して、恋愛は自分の仕事の邪魔になると判断し別れを告げますが、3年後、大きな狩り場でもあるブエノスアイレスのモーターレース会場でジェスと再会します。彼女は男を手玉に取る女詐欺師に成長しており、2人は世界の大富豪を巻き込み騙し合いを繰り広げることになります。

尚、世界最高のスリの技術を持つアポロ・ロビンスが細かいスリのテクニックや相手を騙すシーンなどの演技指導をしている点も注目です。

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『フォーカス』のスタッフとキャストについて

グレン・フィカーラ-ジョン・レクア監督・脚本

代表作品

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ウィル・スミス(ニッキー):マイケル・ベイ監督の「バッドボーイズ」(95)に主演し、トップスターとなる。以降、「インデペンデンス・デイ」(96)や「メン・イン・ブラック」3部作(97~12)等大ヒット作に主演している。

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マーゴット・ロビー(ジェス):1990年生まれ、オーストラリア・ゴールドコースト育ち。米国進出を果たしたTVシリーズ「PAN AM パンナム」(11~12)を経て、マーティン・スコセッシ監督の「ウルフ・オブ・ウォールストリート」(13)で、主演のレオナルド・ディカプリオの相手役に抜てきされ、一躍注目を浴びる

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ロドリゴ・サントロ(大富豪 ガリーガ役) :母国ブラジルでは絶大な人気を誇るスター。『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』でハリウッドデビューを果たしました。

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エイドリアン・マルティネス(詐欺師軍団のメンバー・ファハド役):2013年ベン・スティラー主演映画『LIFE!』のヘルナンド役、『アメリカン・ハッスル』にジュリウス役などに出演/本作品では、セクハラまがいの下ネタを連発するオタク系中年男役で、マーゴット・ロビーとの息も何故かぴったり。

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『フォーカス』のネタバレ感想

ネタバレ有り!

天才詐欺師の華麗な技術に翻弄されてしまう映画でした。しかし、何と言ってもマーゴット・ロビーの天才詐欺師(ジェス役)振りに驚いた訳では全くなく、彼女の光輝く美しさに本当に魅了されてしまいました。

この美貌があれば、スリや女詐欺師になる必要もまったくないのではと誰もが思うかも知れません。また、ウィル・スミス演じるニッキーはある日突然、恋人であるジェスを置き去りにして忽然と姿を消してしまいます。理由は何と、「詐欺(仕事)の足枷になる恋愛はしない」主義という金科玉条を頑なに守っているとの事!ニッキーのさすがのプロ根性には恐れ入りました。

ところが、3年後に思わぬ形で二人は再会を果たし、あっという間に二人の関係は元通りというのも上手く出来過ぎた話で信じられませんが、映画なのでそれも良いでしょう。

一番ドキドキしたシーンはアメフトの試合場のVIPルームでの賭けの金額がどんどん上がって行くところでした。そこに居合わせた大金持ちの中国系の大物(B・D・ウォン)を相手に、大博打に出ます。最初は偶々その日所有していた有り金すべてを失うことになります。起死回生の最後の一手は凄かった!(まだ見ていない方は見てからのお楽しみですね!)

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