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カリブ海で漁師として暮す男が、元妻からとんでもない事を頼まれるサスペンススリラー『セレ二ティー:平穏の海』(感想)驚愕の真実に唖然!

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『セレ二ティー:平穏の海』のあらすじ・概要

「オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分」のスティーブン・ナイトが監督・脚本を手がけ、「インターステラー」のマシュー・マコノヒーとアン・ハサウェイが再共演したサスペンススリラー。

過去を捨て、カリブ海の島で漁師として暮らす男ベイカー・ディル。ある日、彼のもとに元妻カレンが突然訪ねてきます。カレンは再婚相手フランクの家庭内暴力に悩んでおり、なんと突然彼の殺害をベイカーに依頼します。フランクのもとで暮らすディルの息子パトリックを救うために仕方なく依頼を引き受けるベイカーでしたが、やがて、予想だにしない驚愕の展開が待ち構えていました。しかし、雨の日の真夜中突然家に訪問に来た、釣りグッズセールスマンのリード(ジェレミー・ストロング)がいきなり殺しちゃだめだ!と必死殺人の制止をします(彼の出現は本作全体のキーとなっているようなので注目が必要です…)

共演に「運命の女」のダイアン・レイン、「ゼロ・ダーク・サーティ」のジェイソン・クラーク、「ブラッド・ダイヤモンド」のジャイモン・フンスーなど豪華キャストが勢ぞろいしています。

2019年製作/106分/アメリカ
原題:Serenity                                         Netflixで2019年3月8日から配信中

 

『セレ二ティー:平穏の海』の監督とキャストについて

スティーブン・ナイト監督・脚本:イングランド・マールボロ―出身。前回視聴済の作品はサスペンスでは無かったのですが、本作品はサスペンススリラーです。

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マシュー・マコノヒー(ベイカー・ディル):この映画でマシュー・マコノヒーはゴールデンラズベリー賞の最低主演男優賞にアン・ハサウェイは最低主演女優賞と並びノミネートされてしまいました。彼らの演技が下手くそだったという訳ではなくストーリー展開がかなり稚拙という評価を受けたのだろうと思います。やはりノミネートを果たしたことは不名誉なことなのでしょうか?

ゴールデンラズベリー賞ノミネートは別として、わたし自身マコノヒーの演技はたいへん男っぽい良い演技だったと思いました。

最近の映画では「インターステラー」(14)、「ゴールド 金塊の行方」(17)、「ジェントルメン」(20)などに主演しています/本作では男っぽいカジキマグロ釣の船の船長として活躍する姿が印象的、イラク戦争に出征しています。

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アン・ハサウェイ(元妻カレン・ザリアカス):10代という若さでディルの子供を設けています。現在の再婚相手の家庭内暴力にとても苦しんでいる。継父と連れ子である息子の関係はあまりよい関係ではありません。1000万㌦という大金で夫の殺害というとんでもない依頼をディルにします。大富豪の現在の亭主とどのような馴れ初めで結婚したのか非常に気になるところでした。やはり、人間性よりも金に目が眩んだのでしょうか?

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ジェイソン・クラーク(フランク・ザリアカス):富豪で金に物言わせ羽振りが良い、誰からも嫌われそうな人物役が見事。

ダイアン・レイン(コンスタンス):ディルのガールフレンド、港近くに住む謎の女性。日夜ディルの行動を見張っている…

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ジャイモン・フンスー(デューク):ディルの船の乗組員として働いているが、デュークが乗船すると大物カジキマグロを釣り上げる事にいつも失敗することから、ディルからは疫病神と言われ突然乗船を拒否されてしまう。

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『セレ二ティー:平穏の海』のネタバレ感想

ネタバレ有り、本作品観賞後に閲覧をお願いします!

美しい海洋風景の見事な映像は圧巻でした。なんと主要撮影場所はモーリシャスだそうです。主人公ディルは釣り客を船で漁場に案内する船の船長も時々やっています。メインは漁師で生計を立てています。冒頭釣り竿にお目当ての大型カジキマグロが掛かると、釣り客から釣竿を奪い取り、自分で釣りあげようと必死になります。こんな釣り船の船長は”失格”だと思いました。客はこの為に700㌦も払っています。日本の沖釣(真鯛、イカ、ワラサなど)では相場はひとり一日釣代1万円だったので、カジキマグロは段違いの高額なことにも驚きましたが…

海の男ディルのぶっきら棒な生き方、現実離れした超美人の元妻の出現、更には追い掛けて来た、いけ好かない凶暴な現在の夫などなど面白い要素満載で、わたしとしては海の風景も素晴らしく、非常にサスペンス映画としてハラハラドキドキさせられたので非常に良かったし、気に入った映画です。

確かに、最後の驚愕の大ドンでん返しには驚きましたが、それはそれで(映画のなかではなんでもあり)あり得るだろうとは思います。一般的な映画ファンには総スカンを食ってしまったのは少々残念な気はします。

 

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