>

本当の幸せとは何か、その答えを求め、イギリスから中国上海、チベット、アフリカへ…映画『しあわせはどこにある』(感想)どうやらどこにあるか見つかりました!

スポンサーリンク
絶対見逃せない映画 おすすめ
クリストファー・プラマー(コアマン教授)
スポンサーリンク

『しあわせはどこにある』のあらすじと概要

「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」のサイモン・ペッグと「ゴーン・ガール」でアカデミー助演女優賞にノミネートされたロザムンド・パイクが共演し、「マイ・フレンド・メモリー」「Shall We Dance?」などで知られるイギリス人監督ピーター・チェルソムがメガホンをとったコメディ・ドラマ。原作はフランス人精神科医フランソワ・ルロールによるベストセラー小説『幸福はどこにある 精神科医ヘクトールの旅(フランス語版)』。

美人でしっかり者の恋人クララとロンドンで不自由のない満ち足りた生活を送る精神科医のヘクター。しかし、患者たちの不幸話を聞き続ける日々の中、自分自身の人生に疑問を感じるようになる。本当の幸せとは何か、その答えを求め、ヘクターはイギリスから中国上海、チベット、アフリカ、そしてアメリカへと旅に出る。行く先々で出会った幸せのヒントを手帳に記録しながら、ヘクターは波乱万丈な旅を続けて行きます…

2014年製作/119分/イギリス・ドイツ・カナダ・南アフリカ合作
原題:Hector and the Search for Happiness

Herbert BieserによるPixabayからの画像

『しあわせはどこにある』のスタッフとキャストについて

ピーター・チェルソム監督:英・ランカシャー出身。

サイモン・ペグ(ヘクター):一見気弱な精神科医ながら、自分を窮地に追い込むことで「本当の幸せ探し」の旅の目的を達成します。「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」(11)では主要キャストに名を連ねた。

おすすめ映画|『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション』(2015/クリストファー・マッカリー監督)

おすすめ映画|『アニー・イン・ザ・ターミナル』(2018/ボーン・スタイン監督)ロンドンの終着駅が舞台、マーゴット・ロビ―ファン必見

ロザムンド・パイク(クララ):面倒見の良過ぎる奥さんタイプの女性役を演じる。靴下ケースの中に大事に仕舞われていたヘクターの写真(ヘクターの元彼女とのツーショット)を発見してしまい、心が動揺します/英ロンドン出身。人気シリーズ第20作「007 ダイ・アナザー・デイ」(02)でボンドガールに抜てきされ、華々しいスクリーンデビューを飾る。

公開中おすすめ新作映画|『パーフェクト・ケア』(2020/J・ブレイクソン監督)おそるべき法定後見人の実態が明らかに!ロザムンド・パイク主演。

おすすめ映画感想|『荒野の誓い』(2017/スコット・クーパー監督)

トニー・コレット(アグネス):ヘクターの学生時代の恋人。第3子を妊娠中。LA在住。ヘクターとは以前親密な中であったが、現在は完全に吹っ切れている感じ/オーストラリア・シドニー出身。大ヒット作「シックス・センス」(99)でアカデミー助演女優賞の候補に挙がる。『ナイトメア・アリー』の公開が今年公開されました。

アンロック 陰謀のコード ノオミ・ラパス主演 アクション映画レビュー

おすすめ映画|『めぐりあう時間たち』(2002/スティーブン・ダルドリー監督)

他に驚きの出演陣:

ステラン・スカルスガルド(エドワード) :大金持ちの銀行家。

ジャン・レノ(ディエゴ) :アフリカ某国の麻薬王

クリストファー・プラマー(コアマン教授)

『しあわせはどこにある』のネタバレ感想

ネタバレ有り。

充実しているはずなのに自分の人生がつまらなく思えてきたヘクターは、可愛らしい恋人を一人ロンドンに残して、幸せのヒントを求めて海外旅行に出発する事を決意します。旅の先々で触れ合う人々から聞き出した「幸せになる為のヒント」をメモ用紙に書き留めて行きます。

原作者の精神科医が書いた小説がベストセラーになり、それを映画化した作品です。作品の中で、最悪の事態はアフリカ某国で「反政府ゲリラ」か「強盗団」に拉致監禁され、生命の危機に瀕するところでした。しかし、偶然にもちょっとした彼の機転と幸運により何とか、危機一髪の最悪の事態から脱出する事が出来ます。ジャン・レノ扮する怪しい麻薬王から偶然借りたネーム入りの金製のボールペンが命を救われる鍵を握っていました。

海外旅行の初っ端、飛行機の隣の席でたまたま知り合った大富豪の銀行家に案内してもらい上海の豪華ナイトクラブでときめきの一夜を過ごします。その前に中華レストランで御馳走されていました。しかし、二人だけの食卓にあれほど大量の料理が所狭しと並べられる事は、絶対にあり得ないと思いながら眺めていました。

その後、いきなり「チベット」に飛びます。やはり秘境チベットは欧米人の究極の憧れの土地という事なのでしょう。ブラッド・ピット出演映画『 セブン・イヤーズ・イン・チベット 』(97)などの影響も少しあるのかもしれません。

その後、アフリカ、ロサンゼルスと旅を続けます。一見バラバラな訪問地に何の脈絡も無く、不思議に感じましたが、世界中で活躍している学生時代の医学生仲間を訪問している事が後で分かってきました。

最後の方で、クリストファー・プラマー扮するコアマン教授の講義内容が一番説得力があったかなぁと思います。「子供時代はみんなが一途に好きな事をやっているのでみんな幸せそうに見える。大人になると全く違った存在になってしまい、心から幸せそうな人間はいなくなってしまう…」というような内容でした。「好きな事をやれが幸せになれる」と述べていると教授の言葉を解釈しました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました