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映画『アウトロー』(2012/感想)トム・クルーズが一匹狼の元軍人ジャック・リーチャーに扮し、難事件解決に挑む

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映画『アウトロー』のあらすじ・概要

トム・クルーズが一匹狼の元軍人ジャック・リーチャーに扮し、難事件解決に挑む姿を描いたアクションサスペンス。

英作家リー・チャイルドによるハードボイルド小説『アウトロー』(原題: One Shot)を、「ユージュアル・サスペクツ」のクリストファー・マッカリー監督・脚本で映画化した。

米ペンシルバニア州ピッツバーグの郊外で、白昼に6発の銃弾が放たれ5人が無差別に射殺される事件が発生。容疑を掛けられた元米軍腕利きスナイパーのジェームズ・バーが拘束されます。しかし、彼は身に覚えのない容疑を全面否認し、かつて軍の内部で一目置かれていたジャック(トム・クルーズ)への連絡を求めます。かつて米軍で秘密捜査官を務めていたリーチャーが登場します。彼は、この事件のいくつかの不審な点に気づき、パーの女性弁護士ヘレン・ロディンに協力し、次々に真相をあぶりだしていきます。 ドイツの鬼才監督ベルナー・ヘルツォークが悪役で出演しています。

 

2012年製作/130分/アメリカ
原題:Jack Reacher

Christopher KleinによるPixabayからの画像

映画『アウトロー』のスタッフとキャストについて

クリストファー・マッカリー監督・脚本:映画「パブリック・アクセス」で脚本家デビューし、どんでん返しの展開が話題を呼んだ「ユージュアル・サスペクツ」(95)でアカデミー脚本賞を受賞。00年の「誘拐犯」で監督デビューを果たしています。

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トム・クルーズ 主演・製作(ジャック・リーチャー/元米憲兵隊捜査官):2022年には出世作「トップガン」の約36年ぶりとなる続編「トップガン マーヴェリック」が公開されています。

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リチャード・ジェンキンス(ロディン検事):数多くの映画作品で個性派バイプレイヤーとして活躍。「シェイプ・オブ・ウォーター」(17)では主人公の隣人役を演じ、アカデミー助演男優賞の候補となった。

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ベルナー・ヘルツォーク(ゼック・悪党一味の黒幕的存在):ドイツを代表する映画監督。

Paulette KleinによるPixabayからの画像

映画『アウトロー』のネタバレ感想

(ネタバレあり)軽妙、洒脱、超難事件にもかかわらず眉間に皺を寄せて考える事はありません。ひらめくインスピレーションで次々と盲点をついていく痛快さを思う存分味わう事が出来ました。

元憲兵隊捜査官という事でしたが、明晰な頭脳のみならず、鍛え上げられた戦闘能力もまったく衰えることをありません。”欠点無し”の完璧なアウトロー(一匹狼)役がトム・クルーズにはたいへん似合っていました。

冒頭、無差別に5人もの通行人が次々に銃撃されるシーンで始まります。犯行現場にはとてもプロの手とは思えない様な”遺留品”がのこされるという展開には素人と言えども不審を抱きました。そして、展開を見ていると犯人とはまったく異なる人物パーが突然拘束され、しかも移送中の車の中で暴力を受け瀕死の重傷を負うという恐ろしい状況になります。

パーは刑務所で「ジャック・リーチャーを呼べ」というメモを差し出します。ジャックの出現にそれ程時間は掛かりませんでした。

『トップガン マーべリック』『ミッションインポッシブル』など数多くの大作映画の脚本(監督)を手掛けているクリストファー・マッカリー監督ですが、本作品でも実力が十分発揮されている見応えのある作品となっていました。

冒頭の5人の殺害は、無差別殺人犯の犯行と見せかけ、ある1名の人物の殺害目的があり残り4名は巻き添えだったという事が明らかになって行きます。ある企業の発展の影にあった闇がジャックの活躍で次々と暴かれていく展開は胸がすく思いがします。

一方、ちょっと危なっかしいところもありましたが、何事も真摯にストレートに立ち向かう弁護士ヘレンの存在も欠かせないものとなっていました。

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