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映画『シャッフル(2007)』感想/サンドラ・ブロック主演のスリラー映画、幸福な家庭に訪れた突然の悲劇!

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映画「シャッフル・2007」のあらすじ・概要

「スピード」「評決のとき」のサンドラ・ブロック主演のスリラー。

監督はドイツの新鋭メナン・ヤポ、脚本を「魔法にかけられて」のビル・ケリーが手がける。二人の娘に恵まれ、郊外の一軒家で暮らすリンダ(サンドラ・ブロック)のもとに出張中の夫(ジュリアン・マクマホン)が出張に向かう車の中で交通事故で亡くなったという訃報(ふほう)が届きます。愛する娘たちと幸せに暮らしていたリンダにとって突然の悲劇が襲います。しかし、その翌日、悲しみにくれるリンダの前にジムが何事もなかったかのように現れます……。聡明で意思の強いリンダは、最愛の夫の急死をきっかけに、その死にまつわる1週間の出来事をパズルのように組み合わせていく過程を追っていきます。

2007年製作/96分/アメリカ
原題:Premonition(予告・予感という意味)

映画「シャッフル・2007」のスタッフとキャストについて

メナン・ヤポ監督:『影のない男』のドイツ映画界の新鋭、メナン・ヤポ監督がハリウッド・デビューを果たした新感覚スリラー

サンドラ・ブロック(リンダ・ハンソン):二人の娘を育てる主婦/キアヌ・リーブスと共演した「スピード」(94)で大ブレイクを果たした。以降「あなたが寝てる間に…」(95)、「デンジャラス・ビューティー」(00)とハリウッドの第一線で活躍しています。近年は「消えない罪」(21)、「ザ・ロストシティ」(22)などで製作と主演を兼ねている。

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ジュリアン・マクマホン(ジム・ハンソン):自動車ディーラーの販売員/オーストラリア・シドニー出身。

映画「シャッフル・2007」のネタバレ感想

(ネタバレあり要注意!)時系列的にはとても常識的にはとても分かり難い展開でした。しかし、サンドラ・ブロックの熱演及びドイツの新鋭メナン・ヤポ監督の技量の冴えもあり、恐怖感が最後まで継続し見応え十分のホラー映画でした。

きっと死んだように見せかけて夫ジムは実は生きているのではないかとわたしは推理しました。しかし、実際は違っていました。長女ミーガンの異常な顔の傷は誰が傷付けたのか気になりました。母親かあるいは妹の仕業かと色々詮索させられましたが、少し後で実際の詳細なシーンを見る事が出来ます。

一番、怖かったのは心療内科医師らがリンダを拘束して、病院に入院させてしまうシーンでした。病院のベッドに縛り付けられ何やら怪しい薬を注射されたり、リチウムを含む錠剤を処方されます。夫が死んだショックにより、精神的に不安定となり、実の母親らによって強制的に入院させられ、この後いったいどうなってしまうのか進展を心配しました。しかしながら、一夜明けリンダが目覚ますと自宅に戻っていて、病院で注射された腕の後すらまったく残っていません。これはさすがに肩透かしを食う展開でした。

その後展開は急転します。夫とアシスタントの女性との不倫の関係は成立せず、また、倦怠気味だった夫婦の関係も癒え始める兆候が見えます。しかし、夫は予定通り出張に出発してしまいます。リンダは出張に行くなと強調しますが、聞き入れる事はありませんでした。しかも、後を必死に追い駆けるリンダの目の前でタンクローリーに激突され炎上するという衝撃的な場面を目にする事になります。

保険金を3倍にしたり、さらに驚きの”贈り物”まで準備されています。終盤緊張感がかなり高まって来たのですが、夫の悲劇は避けられず…

邦題「シャッフル」とは、言いたいことは理解出来ますが、もうちょっと原題に近い題名にして欲しかったと思いました。

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