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おすすめ映画『ロング・トレイル!』(2015/ケン・クワピス監督)感想‣「アパラチアン・トレイル」踏破を目指すシニア男性2人組の旅

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『ロング・トレイル!』のあらすじと概要

名優ロバート・レッドフォードが主演・製作を務め、北アメリカ有数の自然歩道「アパラチアン・トレイル」踏破を目指すシニア男性2人組の旅を描いたロードムービー。欧米で人気の作家ビル・ブライソンが実話をもとにつづった紀行本『ビル・ブライソンの究極のアウトドア体験 北米アパラチア自然歩道を行く(英語版)』を原作とし、「だれもがクジラを愛してる。」のケン・クワピス監督が映画化しました。かつて紀行作家として世界各地を旅したビルは、現在は故郷で家族と共に穏やかな毎日を送っていました。そんな日常に物足りなさを感じたビルは、ある日全長3500kmにおよぶ アパラチアン・トレイルを旅することを思いつきます。40年ぶりに再会した破天荒な友人カッツと一緒に出発したものの、予想外のハプニングが次々と2人の身に降りかかります。

主人公の旅の相棒カッツ役を個性派俳優ニック・ノルティ、妻役をオスカー女優エマ・トンプソンがそれぞれ演じた。

2015年製作/104分/アメリカ
原題:A Walk in the Woods

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『ロング・トレイル!』のスタッフとキャストについて

ケン・クワピス監督

 ロバート・レッドフォード(ビル・ブライソン):人気紀行作家、既に故郷に戻り半引退生活を享受している。原作では主人公は40歳台ながら本作では70歳台に置き換えています。好奇心旺盛。

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 ニック・ノルティ(スティーヴン・カッツ):40年前に仲違いして以来音信不通だった親友、今回のロングトレイルの旅に同行することになります。かなりの肥満体の為、今回の挑戦もかなり過酷に見えます。禁酒中。小さい事にこだわりが無く大らかな性格。

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 エマ・トンプソン(キャサリン・ブライソン):ビルの妻。夫ビルの無謀な挑戦を最初は危険だと反対していていましたが、彼の熱意に押されて同行者を一人付けるならばと挑戦を許可する事になります。

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『ロング・トレイル!』のネタバレ感想・見どころ

アパラチアン山脈に沿い、南の起点スプリンガー山頂から北の起点カタディン山頂まで14の州にまたがる。1937 年開通で歴史が長く、人の生活圏から比較的近いこともあり、トレイルタウンには成熟したトレイル文化が根付いている。全体的に湿潤な森が続き、雰囲気が奥多摩や八ヶ岳によく似ている

と調べてみると説明されていました。いくら奥多摩・八ヶ岳に似ているルートと言われても3500㌔のロングトレイル(日本列島の北から南でも収まらない!?)にはちょっと挑戦しようという気も起りません。70歳を超えているビルとカッツのシニア二人は勇猛果敢にもこの荒修行に挑みます。

突然の降雪、河川への転落、クマの襲撃、谷底への転落、おしゃべり女性トレッカーの”騒音”等々面白可笑しく数々のエピソードが描かれていきます。しかし、どれもこれも一歩間違えば命取りになりかねない恐ろしい体験ばかりで、笑うに笑えません…

途中このルートは大きな街を通過する地点も多々あり、新たな食糧の買い出し、”モーテル”に宿泊し、疲れ果てた体に英気を養う事が出来る機会もあった様子が描かれています。カッツは途中心が折れ、レンタカーを借りてはしょる事を提案します。ビルは心を鬼にして、レンタカーに乗る事を断固反対して、歩こうとします。

しっかりゴール出来たのか如何かは、映画を見てのお楽しみです…

ちなみに、日本にもロングトレイルのコースがいくつかある事を最近知りました。中でも最長のコースは「みちのく潮風トレイル(福島〜岩手〜青森1025km)」というのに大変興味があります。先ず、関東近郊の近場の短いコースで気候が良い日に足慣らしをしたいものです。

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