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おすすめ映画『イノセント・ガーデン』(2013/パク・チャヌク監督)感想‣耽美で幻想的なシーンの連続で映像にのめり込むことが出来ます

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『イノセント・ガーデン』のネタバレ感想・見どころ

【ネタバレ有り】

ミア・ワシコウスカ、ニコール・キッドマン出演作品という事で観賞しました。想像を絶する恐ろしいサスペンスだったのびっくり仰天。それもそのはず、あの『オールド・ボーイ』のパク・チャヌク監督のハリウッド進出初作品なので納得しました。『パラサイト』の後半もそうでしたが、韓国人監督の作品は戦慄の殺害シーンがあるのかちょっと驚きました。怖いもの見たさでちょっと覗いてみたい人向けの作品だと思います。好き嫌いは大きく分かれる作品だと思います。

とても怪しい雰囲気のインディアの叔父チャーリーは誰が見ても直ぐにピンと来る通り、重大な事件を次から次へと起こして行きます。さらに恐ろしいのは、同じ血を引くインディアもチャーリーに影響を受け(感化され)内に秘めていた魔性の部分が表に顔を出していく変化が非常に恐ろしい。まさか純情そうな彼女に限ってそんなことはと思いつつも、見事に期待は裏切られていきます。

そんな彼女と非常に仲の良かった父親は彼女に猟銃を持たせて、狩猟のノウハウを叩き込みます。家には彼女が仕留めた獲物を剥製にして、飾ってありました。閑静な大邸宅に住み、何不自由なく暮らす真相の令嬢インディアはピアノの演奏という趣味だけでよせばいいのに、”狩猟”というのも”何かありそうだ”と視聴者に思わせるには効果抜群の”仕掛け”となっています。(ちょっとかんたん過ぎるヒントではありますが…)

更に驚愕のラストシーンには驚天動地!完全に叔父チャーリーが乗り移ってしまったかのようでした。(やり過ぎの演出では…)

『イノセント・ガーデン』のあらすじと概要

「オールド・ボーイ」の鬼才パク・チャヌク監督のハリウッドデビュー作で、「プリズン・ブレイク」の俳優ウェントワース・ミラーが執筆し、ハリウッド業界人が選ぶ製作前の優秀脚本「ザ・ブラックリスト」2010年版の5位にも選ばれた脚本を映画化したミステリードラマ。外部と隔絶された大きな屋敷に暮らす繊細な少女インディアは、18歳の誕生日に良き理解者だった父親を事故で失います。母とともに葬儀に参列していたインディアでしたが、そこへ行方不明になっていた謎めいた叔父が突然現れ、一緒に屋敷で暮らすことになります。そのことをきっかけにインディアの周囲でストーカー家の家政婦やインディアの大叔母など、彼女の周辺の人々が次々に姿を消していくという不可解な現象が起こりはじめます……。

2013年製作/99分/アメリカ
原題:Stoker

『イノセント・ガーデン』のスタッフとキャストについて

パク・チャヌク監督:韓国ソウル出身。日本の漫画を実写映画化した「オールド・ボーイ」(04)は、第57回カンヌ国際映画祭で韓国映画初のグランプリを受賞しています。本作でハリウッド映画デビューを果たしています。

ミア・ワシコウスカ(インディア・ストーカー):18才の誕生日を迎えた少女。高校に通う優等生ながら、母親と相性は悪く家庭の中では孤立してしまう。父親から狩猟の技術を教え込まれている。これが後々大変な展開となります。叔父チャーリーの狂気に影響を受け、徐々に彼女の内にあった”異常性”が表現されていきます。

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ニコール・キッドマン(インディアの母親イヴリン・“エヴィ”・ストーカー):美しい夫人。亡き夫の弟チャーリーに好意を寄せるようになるが、彼女の息子を殺害している事実が明らかになって行きます。その為チャーリーは精神病院に入院していました。

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マシュー・グード(インディアの叔父チャーリー):一見普通に見える好青年ながら、精神的にはかなり病んでいる。病院退院後、兄を初め家政婦、伯母など次々に手を掛けて行く恐ろしい”殺人鬼”

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