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【2021年版】冒険映画おすすめ10作品 最近観た映画、観直した映画作品限定 (順不同)

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絶対見逃せない映画 おすすめ
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冒険映画と勝手にジャンル分けして10作品をご紹介します。冒険者と名の付く映画ではロベール・アンリコ監督、アラン・ドロン/リノ・ヴァンチュラ出演の『冒険者たち』を推したいところですが、残念ながら今回は入れませんでした。これらの映画に共通するところは、どの作品もとてつもなく素晴らしい情景に溢れているところではないでしょうか! 一方、その自然の厳しさと向き合わなければならない時もあります。

もし、まだ観ていない映画がありましたら、ぜひ参考にして頂ければと思います。

『ココシリ』(2004/陸川監督)

213852によるPixabayからの画像

平均海抜4,700m、中国最後の秘境と呼ばれるココシリ。この地域に棲息するチベットカモシカは、その毛皮が高値で取引されることから1985年以降乱獲が進み、わずか数年で100万頭から1万頭にまで生息数が激減した。これを取り締まるために民間のパトロール隊が結成され、元軍人のリータイが隊長となっていた。ある日、隊員が密猟者に殺される事件が発生。ガイ(北京からやって来た新聞記者)はココシリに入り、密猟者を追う隊員に随行して過酷な取材を開始した。

感想|「ココシリ」(2004年陸川監督)中国青海省に棲息するチベットカモシカを狙う密猟者の取締実話!

『裸足の1500マイル』(2002/フィリップ・ノイス監督)

falcoによるPixabayからの画像

1931年、西オーストラリアのジガロング。14歳のアボリジニの少女モリーは、8歳になる妹のデイジー、従姉妹で10歳のグレーシーたちと楽しく平穏な毎日を送っていた。ところがある日、アボリジニ保護局の人間が突然やって来て、政府の現地人混血児隔離政策に従って彼女たちは拘束され、母親から引き離して施設に強制収容されるのだった。粗末な環境下で、白人社会(将来的には労働者、使用人として働かせるのが目的)へ適応するための厳しい教育が始まる。ある時、たまりかねたモリーたちは厳重な監視をかいくぐり脱走を図る。そして、延々続くウサギよけフェンスの先にある母の待つ故郷へ向けて1500マイルの遥かなる旅路を歩き始めた…。

「裸足の1500マイル」のスタッフとキャストについて

感想|「裸足の1500マイル」(2002/フィリップ・ノイス監督)アボリジニの少女3人が保護施設から家への逃避行!

『モーターサイクル・ダイアリーズ』(2004/ウォルター・サレス監督)

1952年1月4日 、アルゼンチンのブエノスアイレスに住む医大生エルネスト(愛称フーセル)は喘息持ちにもかかわらず、先輩の「放浪科学者」こと生化学者のアルベルト・グラナードと共に1台のバイク(ポデローサ(怪力)号)にまたがり、12,000キロの南米大陸縦断の貧乏旅行に出かける。

途中、恋人に会ったり、バイク事故に遭ったり、雪に覆われる山岳地帯を通ったり、徒歩やヒッチハイクや最後にはイカダに乗ったりと様々な困難に遭遇しながらも、出会う人々に助けられながら旅を続ける。先住民族(インディオ)や、チリのチュキカマタ銅山の最下層の労働者、ペルーのマチュ・ピチュや ハンセン病患者らとの出会いなど、行く手に巻き起こるさまざまな出来事を通して、南米社会の置かれている現実を知ることにより、この長い旅を終える頃にはエルネスト(将来のチェ・ゲバラ)の心にある思いが込み上げて来ていました。

ネタバレ感想|『モーターサイクル・ダイアリーズ』(2004年/ウォルター・サレス監督)チェ・ゲバラの若き日の南米旅行記12,000㌔

『ビッグ・フィッシュ』(2003/ティム・バートン監督)

David MarkによるPixabayからの画像

死期の近づく老いた父エドワードの看病に里帰りしたウィル、実は父子間は不仲で久し振りの再会となったのだが、父の得意なホラ話ではなく本当の話を聞きたいというウィルに、父は若き日に巨人と旅に出た回想話を語りはじめるのだった。

ティム・バートン監督がダニエル・ウォレスの同名小説を映画化。アルバート・フィニー扮するエドワードの若き日をユアン・マクレガーが、ジェシカ・ラング扮するその妻の若き日を「マッチスティック・メン」のアリソン・ローマンが演じている。

映画|『ビッグ・フィッシュ』(2003/ティム・バートン監督)ユアン・マクレガー主演大人向けファンタジー映画

『喜望峰の風に乗せて』(2017/ジェームズ・マーシュ監督)

1968年に、ヨットによる単独無寄港世界一周レースに参加したドナルド・クローハースト氏の実話に基づく海洋冒険ドラマ。

華々しい経歴を持つセーラーたちが参加するなか、航海計器を扱う会社を経営するビジネスマンのドナルド・クローハースト(コリン・ファース)も参戦する。レース用のヨットの操縦の経験もないアマチュアの果敢な挑戦ながらようやくスポンサーも現れ、周囲の期待に押されながら、ドナルドは妻クレア(レイチェル・ワイズ)と子供たちを残し出発。だが、彼を待っていたのは、厳しい自然と耐えがたい孤独、そして予想もしなかった自身の行動と結末、、、

喜望峰の風に乗せて 映画レビュー

『わたしに会うまでの1600キロ』(2014/ジャン=マルク・バレ監督)

人生の再出発のため1600キロに及ぶパシフィック・クレスト・トレイル(PCT)を踏破した実在の女性シェリル・ストレイドの自叙伝を、オスカー女優のリース・ウィザースプーンが製作・主演、「ダラス・バイヤーズクラブ」のジャン=マルク・バレ監督がメガホンをとって映画化したドラマ。脚本は「ハイ・フィデリティ」「アバウト・ア・ボーイ」のニック・ホーンビィ。

母の死に耐え切れず、優しい夫を裏切り薬と男に溺れて結婚生活を破綻させたシェリルは、母が誇りに思ってくれていた自分を取り戻すため、人生を一からやり直すために1600キロ踏破の旅に出る。極寒の雪山や酷暑の砂漠に行く手を阻まれ、命の危険にさらされながらも、その過酷な道程の中でシェリルは自分と向き合っていく。

映画感想|『わたしに会うまでの1600キロ』(2014/ジャン=マルク・バレ監督)人生の再出発のため1600キロを単独踏破した女性のストーリー!

『星の旅人たち』(2010/エミリオ・エステヴェス監督)

『ボビー』などで監督としても活躍する、エミリオ・エステヴェスによるヒューマン・ドラマ。現在公開中の映画『パブリック図書館の奇跡』でも同監督は製作、監督、脚本、主演の四役をこなす8年振りの作品。本作品はスペイン北部のキリスト教巡礼地サンティアゴ・デ・コンポステーラを回れずに、ピレネー山脈で嵐に遭遇して急死した息子(ダニエル)の遺志を継ぎ、彼の代わりに巡礼の旅をする、息子が何を考え巡礼に臨んだのかを知ろうと父親(トム)は決意する。ダニエルの遺品と遺灰を背負い、800キロメートルの道を歩く旅に出る父親の姿を温かなタッチで描いてる。エステヴェス監督の実父である『地獄の黙示録』などの名優マーティン・シーンが、旅を通じて溝が生じていた息子への思いをかみしめる主人公トムを好演。舞台となる、スペイン北部ガリシア地方の美しくも牧歌的な風景にも心を奪われるシーンが連続する。途中の中世からの礼拝堂、教会も宿泊に活用されている。

感想|「星の旅人たち」(2010/エミリオ・エステヴェス監督)キリスト教巡礼地サンティアゴ・デ・コンポステーラへの800㌔の旅路!

『奇跡の2000マイル』(2013/ジョン・カラン監督)

Jacqueline WalesによるPixabayからの画像

思い通りにいかない人生に変化を求め、ひとり都会から砂埃が舞うオーストラリア中央部の町アリス・スプリングス(オーストラリアのほぼ中央に位置する町)にやってきた女性ロビン・デビッドソン。彼女がこの土地に訪れた目的は、砂漠地帯を踏破しインド洋を目指す旅に出ることだった。パブで働きながらラクダの調教を学び、旅の準備を周到に整えた、ロビンは、4頭のラクダ、愛犬とともに町から旅へと出発する。雑誌会社からの資金援助は出る事は出来たが、但し、定期的にカメラマンの同行を一部認めるという条件があった。1日あたり約32キロのペースで歩き、9カ月という日数をかけて達成したその旅の過程で、ロビンはさまざまな人々の出会いや経験を体験することで成長していく。

ネタバレ感想|「奇跡の2000マイル」(2013)ミア・ワシコウスカ主演映画、24才の女性が単独で3000㌔を歩き切る!

『LIFE!』(2013/ベン・スティラー監督・主演)

ジェームズ・サーバーの短編小説をノーマン・Z・マクロード監督、ダニー・ケイ主演で映画化した「虹を掴む男」(1947)を、ベン・スティラーの監督・主演で新たに映画化されたリメイク作品。

1936年の創刊から2007年に休刊されるまで、世界で幅広く読まれたアメリカのグラフ誌「LIFE」の写真管理部ネガフィルムの管理者として真面目に働く臆病で不器用な男が、人生変える波乱万丈の旅に出る姿を描くアドベンチャー映画。

映画感想|『LIFE!』(2013/ベン・スティラー監督・主演)人生変える波乱万丈の旅立ち

『スタンド・バイ・ミー』(1986/ロブ・ライナー監督)

Joan GreenmanによるPixabayからの画像

原作はモダン・ホラーの大家スティーヴン・キングの非ホラー短編集で『恐怖の四季』の中に収められた秋の物語『THE BODY』(『スタンド・バイ・ミー (小説)』)である。

1950年代末のオレゴン州の小さな町キャッスルロックに住む12才の4人の遊び友達の少年たちが、有名になりたいという好奇心から、線路づたいに“死体探し”の旅に出るという、ひと夏の冒険を描いている。兄弟間の葛藤において生じるカインコンプレックスについても描かれています。

アカデミー脚色賞、ゴールデングローブ賞作品賞、監督賞にノミネート。また、ベン・E・キングが歌う同名の主題歌『スタンド・バイ・ミー』は、哀愁漂う作風から本作に絶妙にマッチしたこともあり、リバイバルヒットした。

映画感想|『スタンド・バイ・ミー』(1986/ロブ・ライナー監督)青春映画の傑作と評価の高い名作!

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