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おすすめ映画感想|『ゼロ・グラビティ』(2013/アルフォンソ・キュアロン監督)

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『ゼロ・グラビティ』のあらすじと概要

「トゥモロー・ワールド」「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」のアルフォンソ・キュアロン監督が、宇宙空間に投げ出されてしまった宇宙飛行士たちの極限的状況を最新VFXと3D技術を駆使して描いたSFサスペンスドラマ。

スペースシャトルのメディカル・エンジニア、ストーン博士とベテラン宇宙飛行士のマットは、地表から600キロメートルも離れた宇宙で、船外作業をしていたところ膨大な量の宇宙ゴミが高速で接近して来るという予想外の事故に遭い、スペースシャトルが大破し、宇宙空間に放り出されてしまう。空気も残りわずかで地球との交信手段も断たれ、たった1本のロープでつながっているだけの2人は、宇宙空間に放り出され漂流する。重力はなく、酸素も無い、助けは来ない、誰の声も届かないという孤立した絶望感の深淵に陥った状況の中から生還を目指すが……。

ストーン博士役に『しあわせの隠れ場所』などサンドラ・ブロック、マット役にジョージ・クルーニー。撮影は「トゥモロー・ワールド」ほかキュアロン作品を多数担当する名匠エマニュエル・ルベツキ。リアルな宇宙空間や事故描写を創造したVFXも必見中の必見映像の連続。脚本はキュアロン監督と、監督の息子ホナス・キュアロンによる。

なお、アポロ11号の乗組員であったバズ・オルドリンは「本作の描写が現実の宇宙空間にかなり近いものであることを認めたうえで、称賛している」との映画記事もありました。

第86回アカデミー賞では、作品賞ほか同年度最多となる10部門にノミネート監督、撮影、視覚効果、作曲など計7部門で受賞を果たした。

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『ゼロ・グラビティ』のスタッフとキャストについて

アルフォンソ・キュアロン監督・脚本:メキシコ国立自治大学で映画と哲学を専攻する。「リトル・プリンセス」(95)でハリウッド・デビューを果たし、LA批評家協会賞ニュー・ジェネレーション賞を受賞。イーサン・ホーク、ロバート・デ・ニーロら豪華キャスト競演の「大いなる遺産」を監督

エマニュエル・ルベツキ 撮影:メキシコ出身の撮影監督、95年の「リトル・プリンセス」と99年の「スリーピー・ホロウ」でアカデミー撮影賞にノミネート。盟友キュアロン監督の「トゥモロー・ワールド」(06)では複数のカットをつなげて長回しのワンシーンのようにみせる技法が話題になり、ベネチア国際映画祭で金のオゼッラ賞(技術貢献賞)を受賞。キュアロン監督の本作品「ゼロ・グラビティ」(13)では初めて全編をデジタル撮影し、6度目のオスカーノミネートで初受賞を果たす。続くアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」(14)と「レヴェナント 蘇えりし者」(15)でも同賞を受賞し、オスカー史上初となる3年連続での受賞を記録と大活躍を続けています。

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サンドラ・ブロック(医療技師/ライアン・ストーン):「ウルトラ I LOVE YOU!」(日本劇場未公開)ではラジー賞を受賞してしまうが、授賞式にも出席して世間を沸かせ、翌日のアカデミー賞授賞式では「しあわせの隠れ場所」で主演女優賞をきっちりと受賞し、さらに喝采をあびというエピソードを持っている。

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ジョージ・クルーニー(マット・コワルスキー):大リーグ、シンシナティ・レッズのテストを受けるも合格ならず、82年に俳優を目指しロサンゼルスへ。TVを中心に活躍し、87年「ハイスクールはゾンビテリア」で映画デビュー。94年から始まった大ヒットTVシリーズ「ER」でブレイク。

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『ゼロ・グラビティ』のネタバレ感想

ネタバレ有り

宇宙の映像が素晴らしかった。元アポロ乗組員も現実とそっくりの出来栄えだと絶賛しているそうです。絶対絶命の状況から、精神的には落ち込み絶対生還は不可能と思われる極限状況から生還を果たすところは大変見ものでした。

宇宙に消え去ってしまった僚友マット・コワルスキーが奇跡的に宇宙船に戻って来たと思ったら、どうやら一瞬見た夢の中だった様な演出も中々良かった様な気がします。その夢のお蔭で冷静さを取り戻し、燃料切れのピンチにも関わらず、脱出する方法を見出して行きます。それにしても、地上600㌔㍍も離れた宇宙空間で繰り広げられる、手に汗握る壮絶なサバイバル劇、劇場の大画面で観たら感動も一入だったのではないでしょうか!

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