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おすすめ映画感想|『ハリウッド・スキャンダル』(2016/ウォーレン・ベイティ監督)50年代、影に隠れた古いハリウッドの片隅を描出!

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『ハリウッド・スキャンダル』のあらすじと概要

1950年代ハリウッドを舞台に、実在の大富豪ハワード・ヒューズに見いだされた新人女優と運転手の青年との許されざる恋を描いたラブストーリー。

女優を夢見るマーラは、映画製作に興味を持つ大富豪ハワード・ヒューズのもとで新人女優候補に選ばれ、彼に与えられた家に暮らし、給料の支給を受けながらレッスンを受けていました。しかし女優デビューはいつまで経っても決まらず、ヒューズに会うことすらできない日常が続いていました。そんな中、マーラは送迎を担当する運転手の青年フランクと親しくなっていきます。

フランク役に「ヘイル、シーザー!」のオールデン・エアエンライク。監督としても高く評価される名優ウォーレン・ベイティが18年ぶりにメガホンをとり、ヒューズ役を自ら演じています。日本では劇場未公開でしたが、WOWOWで放映されています。現在はNetflix配信などで鑑賞することが出来ます。

原題:Rules Don’t Apply

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『ハリウッド・スキャンダル』のスタッフとキャストについて

ウォーレン・ベイティ監督・製作・脚本・出演(ハワード・ヒューズ):67年、ニューシネマの先駆けとなったアーサー・ペン監督の「俺たちに明日はない」を製作し、トップスターに。91年「バグジー」で共演したアネット・ベニングと結婚した。

リリー・コリンズ(マーラ・メイブリ―):英サリー州ギルフォード出身。父はミュージシャンのフィル・コリンズ。サンドラ・ブロック主演の「しあわせの隠れ場所」で映画デビュー。TVドラマ「エミリー、パリへ行く」等で大活躍/田舎の美女コンテストで優勝したマーラは、大富豪ハワード・ヒューズの映画会社からスカウトを受け、女優としての新しい道へ一歩を踏み出します。

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オールデン・エアエンライク(フランク):友人のバト・ミツワーの儀式でオールデンが共通の友人と14歳の時に撮ったフィルムが流されたところ、その場にいたスティーヴン・スピルバーグがフィルムを気に入り、広告代理店を紹介されたというエピPソードがあります/ヒューズに雇われた若い運転手。敬虔なクリスチャンだが、勉強家で野心家。

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アネット・べ二ング(マラーの母親・ルーシー):「アメリカン・ビューティー」(99)、「華麗なる恋の舞台で」(04)、「キッズ・オールライト」(10)の3作品でアカデミー主演女優賞にノミネートされる。

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『ハリウッド・スキャンダル』のネタバレ感想

大富豪ハワード・ヒューズに翻弄された女優の卵が、ようやく本来の伴侶となるべき男性に辿り着く話でした。莫大な財力により周囲の多くの人間、銀行の頭取であろうが、政府のTOPが未曽有の混乱に巻き込まれ、カーテンを下したホテルのベッドの上からの電話の指示で振り回される様子が延々と描かれています。

一体どんな人物なんだろうかと(ディカプリオ演じる『アビエイター』でもう既に一部は知っているつもりでしたが)興味津々でしたが、本作品で描かれる一断面からは、残念ながらハワード・ヒューズのほんのわずかな一面も、正直まったく闇の中で覗い知る事は出来ませんでした。

本作品の見るべきところは、非常に瞳の美しいリリー・コリンズの熱演シーンだと思います。観賞するべきポイントはこれに尽きる感じがしました。(歌唱力は父親譲りではない感じ!)

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