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映画『ウォーリアー』(感想)総合格闘技トーナメントの壮絶なバトルシーン、真迫の演技は見応え十分!

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映画『ウォーリアー』のあらすじ・概要

アルコール中毒の父親が原因で離ればなれになっていた兄弟が総合格闘技の対戦相手として再会する姿を、「インセプション」のトム・ハーディと「スター・ウォーズ」新3部作、「アニマル・キングダム」のジョエル・エドガートン共演で描いた人間ドラマ。

アルコール依存症だった父親から逃れるため母親と一緒に家を出たトミーが、14年ぶりに米・ピッツバーグの父親のもとを訪ねてきました。学生時代にレスリング選手として活躍していた彼は、500万㌦という高額の賞金がかけられた新興総合格闘技イベント「スパルタ」に出場するため、元格闘技トレーナーであった父親にコーチ役を依頼します。

一方、かつて格闘家の選手だったトミーの兄ブレンダンは、現在は教師として働きながら妻子を養っていたが、娘の病気に高額な医療費がかかり自己破産の危機に陥り、家族と住む家を失う状況に追い込まれます。ブレンダンは愛する家族を守るため、総合格闘技の試合で金を稼ぐ事を決意します。兄弟の父親役をニック・ノルティが好演し、アカデミー助演男優賞にノミネートされた。

 

2011年製作/140分/アメリカ
原題:Warrior

Jorge TorresによるPixabayからの画像

映画『ウォーリアー』のスタッフとキャストについて

ギャヴィン・オコナー監督:2016年、ナタリー・ポートマンを主演に迎えた西部劇『ジェーン』が公開された。同年、ベン・アフレック主演のスリラー映画『ザ・コンサルタント』が公開された。

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マサノブ・タカヤナギ(撮影監督):群馬県富岡市出身。カリフォルニア州立大学ロングビーチ校とアメリカン・フィルム・インスティチュートで学ぶ。2011年、ギャヴィン・オコナー監督本作で『ウォーリアー』でハリウッド・デビューを果たしています。

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ジョエル・エドガートン(ブレンダン・コンロン):オーストラリア・シドニー郊外のブラックタウン出身。「スター・ウォーズ」新3部作の「エピソード2 クローンの攻撃」(02)と「エピソード3 シスの復讐」(05)にオーウェン・ラーズ役で出演。

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トム・ハーディ(トミー・コンロン) :英・ロンドン出身。ノーラン監督の「ダークナイト ライジング」(12)で悪役ベインに起用され、メル・ギブソンの代表作「マッドマックス」シリーズをリブートした「マッドマックス 怒りのデス・ロード」(15)では主演を務めた。

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ニック・ノルティ(パディ・コンロン) :

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映画『ウォーリアー』のネタバレ感想

【ネタバレあり】本編後半1時間では16名のトーナメント方式による勝ち残りの闘いが繰り広げられます。前評判が高く圧倒的な強さを誇る強敵を、下馬評に反して次々に倒して行く兄弟の大躍進には手に汗を握るシーンの連続でした。そして、その一勝毎に狂喜乱舞、ジーンと伝わってくるものがありました。

ストーリーは兄弟二人が何故生命のリスクを伴う、非常に危険な「総合格闘技」に出場しなければならない理由が明らかになって行きます。弟トミーの戦場での脱走や英雄的な行為など「過去」が徐々に明らかになって行きます。また、トーナメント優勝で稼いだ賞金は戦争で亡くなったトミーの戦友の残された遺族に寄付される意向であることも分かって来ます。

一方、兄ブレンダンは高校の物理学の教師でありながら、心臓に病を抱える娘の治療費を捻出する為に、命懸けの格闘技に参加する道を選ばざるを得なくなります。

更に、アルコール依存症で家族崩壊の原因を作った父親バディーもアルコールに依存せざるを得ない戦争での体験なども明かされていきます。しかしながら、父親と二人の息子の間のわだかまりは非常に深く、父親は1000日間も禁酒して過去を悔いている様子などが映し出されます。しかしながら、息子らは頑なに父親の信頼することを拒否続けます。それは積年の恨みの重さを感じさせられました。

兄弟が決勝戦まで勝ちあがっていく試合については、勝敗は分かっているものの応援には力が入りました。しかしなgら、肝心かなめの決勝戦(兄弟対決)については「どちらが勝っても負けてもいいやぁ〜」という力が抜けた印象を受けたのは私だけでは無いと思います。ここだけはもう一工夫欲しかったと思います。

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