>

「ビル・マーレイ」出演(声の出演)おすすめ映画10作品映画(最近見た映画、見直した映画限定。順不同)

スポンサーリンク
絶対見逃せない映画 おすすめ
スポンサーリンク

ウェス・アンダーソン監督の作品の常連で多数の作品に出演(声の出演)で大活躍しています。一方、他監督作品『ロスト・イン・トランスレーション』などで見せたちょっと気怠い中年男性の味、『ヴィンセントが教えてくれたこと』でのちょい悪オヤジの人情味などなど共感を呼ぶ、印象深い名演技も大変な見どころです。最近見た映画を中心に10作品を紹介します。今後の映画視聴の参考にしてみてください。

『ゲット スマート』(2008/エイ・ピーター・シーガル監督)

1965~70年にかけてアメリカで放送され人気を博し、日本でも放送されたTVドラマ「それ行けスマート」をリメイクしたスパイコメディ。主演は「40歳の童貞男」のスティーブ・カレル、相棒役に「プラダを着た悪魔」のアン・ハサウェイ。

アメリカの極秘諜報機関「コントロール」で分析官として働いていたスマート(スティーブ・カレル)。しかし、国際犯罪組織「カオス」の襲撃によって全エージェントの身元が割れてしまうという事態が発生します。代わりに分析官だったスマートが、整形したばかりの美女、エージェント99(アン・ハサウェイ)とコンビを組み、未知のおとぼけエージェント86として極秘任務につくことになります……。カーチェイスから大胆な空中ダイブまで、前代未聞のハラハラドキドキの超絶アクションに注目です。

映画『ゲット スマート』おとぼけオヤジと絶世の美女捜査官凸凹コンビによる壮絶で、手に汗握るスパイアクション映画見て損は無し!【ネタバレ・感想】

『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014/ウェス・アンダーソン監督)

オーストリアの作家ツワイクにインスピレーションを受けたという監督は、本作ではヨーロッパ大陸の東端にあるという仮想の国ズブロフカ共和国を舞台とする物語を映像化しています。この国にあるヨーロッパ随一の高級ホテル、富裕層が多く集まる、誰もが憧れる華やかなホテル「グランド・ブダペスト・ホテル」を取り仕切り、伝説のカリスマ的コンシェルジュと呼ばれるグスタヴ・Hと若いベルボーイの交友を描いた作品。

究極のおもてなしを信条とし、宿泊客のマダムたちの夜のお相手もこなしていました。ホテルには彼を目当てに多くの客が訪れますが、ある夜、長年懇意にしていたマダムDが自宅(城)で何者かに殺害されるという事件が起こります。マダムDの遺産相続をめぐる騒動に巻き込まれたグスタヴ・Hは、ホテルの威信を守るため、信頼するベルボーイのゼロ・ムスタファを伴い、ヨーロッパを駆けめぐることになります。

その後、マダムDの殺人容疑で逮捕・監獄に収容、脱獄し、その後更なる苦難の道を歩むことになります。

おすすめ映画|『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014/ウェス・アンダーソン監督)高級ホテルのコンシェルジュとベルボーイが繰り広げる不思議な大冒険

『ロスト・イン・トランスレーション』(2003/ソフィア・コッポラ監督)

CM撮影のために東京にやってきた落ち目のハリウッドの中年男優ボブ・ハリス(ビル・マーレイ)。カメラマンの夫に同行して東京にやってきてホテル・パークハイアット東京の部屋で過ごす若い妻シャーロット(スカーレット・ヨハンソン)。見知らぬ異国の街で出会った、年齢も性別も違うふたりが夜の都市を彷徨い歩く。「ヴァージン・スーサイズ」のソフィア・コッポラが監督と脚本を担当して、アカデミー賞オリジナル脚本賞を受賞したロマンティック・ラブコメディ。

ソフィア・コッポラは本作品の成功により、一躍アメリカで最も注目される新鋭若手監督になりました。コッポラ自身が若いころ日本に滞在しており、その体験をもとにした半自伝的作品と告白しています。また、コッポラのすれ違いの元夫は映画監督スパイク・ジョーンズです。本作品に登場するジョヴァンニ・リビシ演じるヒロインの夫は、ジョーンズがモデルとされています。

おすすめ映画|『ロスト・イン・トランスレーション』(2003/ソフィア・コッポラ監督・脚本)倦怠期のスターと、孤独な若い人妻の淡い出会いと別れ

『ヴィンセントが教えてくれたこと』(2014/セオドア・メルフィ監督)

ビル・マーレイ扮する破天荒で偏屈なダメオヤジ(ヴィンセント)が、12歳の少年との交流を通して生きる力を取り戻していく姿を描いたハートフルなヒューマンコメディ。

アルコールとギャンブルに熱中する、嫌われ者の偏屈親父ヴィンセントは、隣に引っ越してきたシングルマザーの看護師マギーから、彼女の仕事中に12歳の息子オリバーの面倒を見るよう頼まれてしまう。

嫌々ながらも引き受けたヴィンセントは、学校帰りのオリバーを年齢も考えずに自分行きつけのバーや競馬場に連れまわす始末、バーでの注文方法からいじめっ子へのパンチの浴びせ方まで、ろくでもないことばかりを彼に次々に教え込んでいく。

オリバーはそんなヴィンセントと反発しあいながらも、一緒に過ごすうちに、介護施設でヴィンセントの妻とのやり取りを見たりして、彼の隠された優しさや心の傷に気づいていく。

無料動画配信で見られるおすすめ映画|『ヴィンセントが教えてくれたこと』(2014/セオドア・メルフィ監督)チョイ悪オヤジと少年の交流

『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』(2021/ウェス・アンダーソン監督

「グランド・ブダペスト・ホテル」「犬ヶ島」のウェス・アンダーソン監督が、20世紀フランスの架空の街にある米国新聞社の支局で働く個性豊かな編集者たちの活躍を描いた長編第10作目。様々な国を舞台にしたコスモポリタンな作風が特徴であり、本作は雑誌The New Yorker誌への賛辞とともに、フランスとその文化に対する敬意と愛情が満ち溢れていました。

国際問題からアート、ファッション、グルメに至るまで深く切り込んだ記事で人気を集めるフレンチ・ディスパッチ誌。編集長アーサー・ハウイッツァー・Jr.のもとには、向こう見ずな自転車レポーターのサゼラック、批評家で編年史家のベレンセン、孤高のエッセイストのクレメンツら、ひと癖もふた癖もある才能豊かなジャーナリストたちが揃っていました。

ところがある日、編集長が仕事中に急死し、遺言によって廃刊が決定してしまう。何が飛び出すか分からない追悼号にして最終号が如何に作られていくか…

公開中 おすすめ新作映画感想|『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』(2021/ウェス・アンダーソン監督)3つの記事をオムニバス形式で描いた物語

『犬ヶ島』(2018/ウェス・アンダーソン監督)声の出演

「グランド・ブダペスト・ホテル」のウェス・アンダーソン監督が日本を舞台に、「犬インフルエンザ」(犬の伝染病「ドッグ病」と「スナウト病」)が蔓延し始めた為、離島に隔離されてしまいます。自分の愛犬を探す少年と犬たちが繰り広げる冒険を描いたストップモーションアニメ。

近未来の日本。メガ崎市で犬インフルエンザが大流行し、犬たちはゴミ処理場の島「犬ヶ島」に隔離されることになります。12歳の少年・小林アタリは愛犬スポッツを捜し出すため、たった1人で小型機を盗んで犬ヶ島へと向かいます。

声優陣にはビル・マーレイ、エドワード・ノートンらアンダーソン監督作品の常連俳優のほか、スカーレット・ヨハンソン、グレタ・ガーウィグ、オノ・ヨーコら多彩な豪華メンバーが集結。日本からも、「RADWIMPS」の野田洋次郎や夏木マリらが参加。

おすすめ映画感想|『犬ヶ島』(2018/ウェス・アンダーソン監督)「犬インフルエンザ」の蔓延によって離島に隔離された愛犬を探す少年と犬たちの冒険

『ダージリン急行』(2007/ウェス・アンダーソン監督)

疎遠になっていたホイットマン3兄弟でしたが、それぞれの人生で悩み迷いを持っていました。そして、1年前の父の死をきっかけに3兄弟は、オートバイ事故で瀕死の重傷を負いながらまも一命を取り留めた長男フランシスの呼びかけで、この列車の旅で再び兄弟の絆を固めようと皆に誓い、次男ピーター、三男ジャックの3人が揃い、魅力に溢れたインドを横断し、秘境を巡る列車旅行に出ます。しかし、そんな彼らには数多くの予想外の出来事が待ち受けていていました……。

「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」のウェス・アンダーソン監督が描く、3兄弟の心の再生の旅。

映画『ダージリン急行』(2007/ウェス・アンダーソン監督)感想‣ウェス・アンダーソン・ワールドの魅力炸裂!ポップなアート感覚で見せる不思議なインド!

『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』(2001/ウェス・アンダーソン監督)

崩壊した天才ファミリーの再生をユニークな作風で描き、ウェス・アンダーソン監督が世界的に注目を集めるきかっけとなった異色コメディ。

ニューヨークで暮らすテネンバウム家の3人の子どもたちは、長男チャスはビジネス界で大稼ぎ、長女マーゴは劇作家、次男リッチーはテニス選手として、いずれも幼くして成功を収め、世間から天才児と持てはやされていた。しかし、父ロイヤルの過ちと裏切りにより家を出たことで一家は離散し、子どもたちは問題だらけの大人へと成長する。ある日、妻エセルが恋人から求婚されたことを知ったロイヤルは、彼女に自分の死期が近いことを告げ、一家は22年ぶりに一緒に暮らすことになるが……。

映画『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』(2001/ウェス・アンダーソン監督)感想‣ウェス・アンダーソンの作品で初めて日本で公開された記念すべき作品

『ファンタスティック Mr. Fox』(2009/ウェス・アンダーソン監督)声の出演

『チョコレート工場の秘密(映画:チャーリーとチョコレート工場)』『魔女がいっぱい』で知られるロアルド・ダールの児童書「すばらしき父さん狐」を、「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」「ダージリン急行」のウェス・アンダーソン監督が、全編をストップモーション(コマ撮り)・アニメで映画化。アニメ映画として異例の超豪華キャストを声優に迎えています。本作はウェス・アンダ―ソン監督初めて監督したアニメ映画。

映画『ファンタスティック Mr. Fox』(2009/ウェス・アンダーソン監督)映画‣父さん狐は己の欲望の為に愛する家族や仲間を危険にさらす!

『ムーンライズ・キングダム』(2012/ウェス・アンダーソン監督)

「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」「ダージリン急行」のかなりユニークな登場人物が繰り広げる物語に定評のあるウェス・アンダーソン監督が、1960年代の米東海岸ニューイングランド島を舞台に、教会で「ノアの箱船」のお芝居が上演された時に出会ったサムとスージーは、一年間の文通を通じて恋心を深め、遂に台風が島を襲う三日前に駆け落ちを敢行したことから始まる騒動を、独特のユーモアとカラフルな色彩で描いた異色のコメディ映画。

周囲の環境になじめない12歳の少年サムと少女スージーは、ある日、ボーイスカウト活動を突然抜け出し、駆け落ちすることを決意します。キャンプから勝手に抜け出し森で自由気ままに過ごしていた二人でしたが、島をひとりで守っているシャープ警部や、ボーイスカウトのウォード隊長、スージーの両親ら、周囲の大人たちは2人を追いかけられることになります。小さな島に起こった波紋は瞬く間に島中に広がっていきます。やがて、両親、警部らに取り押さえられるのですが、少年サムの里親が逃亡した彼を里子として再び受け入れる事を拒否したことから、さらに二人の運命が変わっていきます…

映画『ムーンライズ・キングダム』(2012/ウェス・アンダーソン監督)感想‣ユニークな登場人物が繰り広げるとても純真な世界を体験!

コメント

タイトルとURLをコピーしました