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おすすめ公開中映画『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』(2023/マーティン・スコセッシ監督)感想‣「レヴェナント」に続き2度目の主演男優賞受賞も期待大!

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『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』のあらすじと概要

マーティン・スコセッシ監督がレオナルド・ディカプリオ、ロバート・デ・ニーロ、ジェシー・プレモンス、リリー・グラッドストーンら豪華キャストを迎え、実話を基に描いた西部劇サスペンス。スコセッシとディカプリオは長編映画6度目のタッグとなります…

舞台は1920年代、オクラホマ州オーセージ郡。先住民であるオーセージ族は、石油の発掘によって一夜にして莫大な富を得た。その財産に目をつけた白人たちは彼らを巧みに操り、脅し、ついには次々と殺人にまで手を染めていきます。

元テキサス・レンジャーの特別捜査官は、後のFBIとなる捜査局と29歳のジョン・エドガー・フーヴァー長官の下、大規模な捜査を開始します。しかし、利権や人種差別が複雑に絡み合う事件に捜査は難航することになります。

ジャーナリストのデビッド・グランがアメリカ先住民連続殺人事件について描いたベストセラーノンフィクション「花殺し月の殺人 インディアン連続怪死事件とFBIの誕生」を原作に、「フォレスト・ガンプ 一期一会」などの脚本家エリック・ロスとスコセッシ監督が共同脚本を手がけた。

2023年製作/206分/アメリカ
原題:Killers of the Flower Moon

『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』のスタッフとキャストについて

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レオナルド・ディカプリオ(アーネスト・バークハート):戦争帰りの“英雄”と称えられるが、実際は歩兵隊の炊事係、伯父ウィリアム・ヘイルの住む町に仕事を求めやって来ます。

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ロバート・デ・ニーロ(ウィリアム・ヘイル):先住民にも親切な善人のように見えるが、実際は観るものを戦慄させる極悪人、街全体を取り仕切っている。

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リリー・グラッドストーン(モーリー・バークハート):アーネストの愛妻、糖尿病を患っている。姉妹が次々に不審な死を遂げていく/米・モンタナ州出身、ケリー・ライカートの映画『ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択』の牧場主役でブレイク

ジェシー・プレモンス(トム・ホワイト):特別捜査官。難事件を見事に解決していきます。

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『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』のネタバレ感想・見どころ

1920年代オイルマネーで潤うオクラホマ州オーセージ群の先住民の富を狙う白人の極悪非道ぶりを描いたアメリカの過去の歴史を見事に炙り出しています。数多くの殺人事件に警察の取り調べなどが行われる形跡がまったくありません。莫大な利権を持つ先住民らが次々に殺されていくという唖然とする状況には戦慄が走りました。

デニーロ扮する極悪人ウィリアム・ヘイルは表向きは町の顔役、その善人振りとは裏腹に裏の顔のあまりの恐ろしいに思わず身震い…台詞は無くとも顔芸だけで役を演じる事が出来るのではないかと思われる芸達者ぶりをスクリーンで十分堪能出来ます。更に、それに輪を掛けた芸達者、表情が豊か過ぎるディカプリオ(アーネスト・バークハート役)の演技の凄さが光る作品でした。もともと先住民の血を引く妻モーリーと結ばれたのは彼女の財産目当てではありませんでした。しかし、町の裏のボスであったおじウィリアムは、油田から得られるオイルマネーの権利に目をつけ不用な人物を次々に抹殺していきます。甥アーネストに財産が転がり込むことを考えていました(最終的には横取りを考えていたのかも知れません…)さらに魔の手は、妻のモーリーの命にも及びます。糖尿病の治療薬に何やら怪しい薬を混ぜ毎日投与する事を夫であるアーネストに指示します。それによりモーリーの病状は悪化するばかりでした。

そんな中、モーリーは回復しない病態にもかかわらず首都ワシントンを訪問、クーリッジ大統領に現地の惨状を訴え調査する事を直訴します。その甲斐あって、トム・ホワイト特別捜査官が現地入りし、ようやくまともな捜査が開始される事になります。

3時間半という上映時間は、正直さすがに長いと感じました。しかし、濃厚なストーリー展開と卓越したシーンの醍醐味を味わえる至福の時間であったことは間違いありません。中でも、主役男性陣とは雰囲気がまったく違い、実の姉妹が次々に何者かにより殺されていく悲しみを寡黙に、無表情で耐え偲ぶ妻モーリー、一向に病状が改善しない事に気付き医師をも遠ざけ、さらに唯一頼りにしていた夫の裏切りをうすうす疑い始める彼女の心理描写も本作の重要な見どころになっています。

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