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デンマーク出身女性監督「スサンネ・ビア」おすすめ10作品(最近見た映画、順不同)

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どの作品も見終わった後、深く考えさせられる作品が多いです。もし、友人と二人で見たら、観賞後に2,3時間は意見百出、たっぷり議論が出来そうな作品ばかり。あり得ない設定、とんでもないストーリーの展開もありますが、「真実は”映画”より奇なり」我々の想像を超えた行動をするひとも世間にはとても多いのかもしれません。人間について色々考えさせられる映画…まだ御覧になっていない作品がありましたら、是非参考にしてみてください。(なお、リストは順不同です)

『悲しみが乾くまで』(2007)

「ある愛の風景」「アフター・ウェディング」で注目されたデンマークの名匠女性監督スサンネ・ビアのハリウッドデビュー作。愛妻の夫を突然思わぬ事故で失ってしまったオードリーは、夫の親友でヘロイン中毒から立ち直ろうと苦しんでいるジェリーに、寂しさを紛らわせるための一時的な共同生活を提案する。そして、やがて2人は互いを支えあう存在になっていくのですが……。主演は共にオスカー俳優のハル・べリーとベニチオ・デル・トロ。

おすすめ映画『悲しみが乾くまで』(2007/スサンネ・ビア監督)感想‣女性監督ならではの感性が光るずば抜けた映像美とストーリー展開…

『セリーナ 炎の女』(2014)

「世界にひとつのプレイブック」「アメリカン・ハッスル」でも共演したジェニファー・ローレンスとブラッドリー・クーパーが初の夫婦役を演じた愛憎劇サスペンスドラマ。

「未来を生きる君たちへ」のスサンネ・ビアがメガホンをとり、ロン・ラッシュの小説「セリーナ」を映画化した作品。1929年、ノースカロライナ州。製材所を営むジョージ・ペンバートンは、火事で家族を失った美女セリーナと出会ってすぐに恋に落ちる。2人は結婚して強い愛と信頼で結ばれていきます。製材所の経営にも彼女の手腕を活かし、共同経営者となって行きます。ところが、セリーナがジョージの子を身ごもり、臨月が迫ったところで流産、子供を産めない体になってしまいます。 精神的に不安定になったセリーナはジョージがかつての恋人レーチェルに産ませた息子ジェイコブを金銭的に援助していることを知ることになり、激しい嫉妬にかられる事になります。そのことより、彼女の夫への愛は狂気へと姿を変えていくことになります・・・

映画『セリーナ 炎の女』(2014/スサンネ・ビア監督)感想‣ジェニファー・ローレンスxブラッドリー・クーパーが初のおしどり夫婦役!しかし、ある事を切っ掛けに恐るべき愛憎劇へと・・・

『マイ・ブラザー』(2009/ジム・シェリダン監督) 【原案スサンネ・ビア】

スサンネ・ビア監督によるデンマーク映画「ある愛の風景」(04)を、「マイ・レフトフット」「父の祈りを」の名匠ジム・シェリダンがリメイクした人間ドラマ。

アフガニスタンへ出兵し戦死した兄の米軍大尉サムの代わりに、一家のはみ出し者だった弟トミー(銀行強盗を犯したため刑務所に収監されていた)が、未亡人となったサムの妻グレースと残された2人の娘のいる家庭に入ることになります。トミーとグレース残された二人の可愛い娘は親密な関係を築いていきますが、死んだと思われていた兄サムは実は生きていたという突然の連絡が入ります…。

映画『マイ・ブラザー』(2009/ジム・シェリダン監督)感想‣戦争をする国を生きる家族の苦悩が描出される!ナタリー・ポートマンxトビー・マグワイア共演

『バード・ボックス』(2018)

「ゼロ・グラビティ」「オーシャンズ8」のサンドラ・ブロックが主演したNetflixオリジナルのSFサバイバルサスペンス。ジョシュ・マラーマン原作の同名小説の映画化。

未曾有の異変に襲われ、人類の滅亡も迫る極限状態の中で、幼い命を守ろうとする主人公の決死の姿を描く。

思いがけず子どもを身ごもったマロリー(サンドラ・ブロック)は、ある日突然訪れた世界の終焉と人類滅亡の危機に直面します。まず、世界中で蔓延する突発的自殺は、その何かを観ることが原因で起こってしまいます。マロニーは民家に逃げ込み、同じくそこに集まったメンバーと何とか生き延びる為のサバイバルが始まります。

謎の異変が次々と起こる中、生き残るためにできることは、決して「それ」を見ないということだけです(最後までその正体は明らかになりません)やがて迫りくる恐怖から幼い命を守るため、マロリーは目隠しをして、ボートに乗り込み川を下るという決死の逃避行に旅立ちます。

おすすめ映画感想|『バード・ボックス』(2018/スサンネ・ビア監督)

『未来を生きる君たちへ』(2010)

デンマークの郊外とアフリカの難民キャンプを舞台に、問題を抱えた2組の父子が、日々直面する理不尽な暴力を前に、復讐と赦しの狭間で葛藤するさまを、緊張感あふれる力強い筆致で描き出します。

デンマークで暮らす少年エリアスは学校でいじめられる日々が続き、医師としてアフリカの難民キャンプに赴任している父アントンの存在だけが心の頼りでした。そんなある日、転校生クリスチャンがエリアスをいじめから守ったことで、2人は親交を深めていきます。一方、アフリカにいるアントンは自身の離婚問題や、瀕死の患者たちの存在に苦悩していました。そんな彼の前に子どもや妊婦までも手にかける悪党が現れます……。「アフター・ウェディング」のスサンネ・ビア監督が、暴力や憎しみに満ちた世界の中でも希望を見出していく人々の姿を描くドラマ。第83回米アカデミー賞で外国語映画賞を受賞した作品です。

おすすめ映画『未来を生きる君たちへ』(2010/スサンネ・ビア監督)感想‣岐路に立たされた人間の選択、復讐の是非を問う!

『ある愛の風景』(2004)

「アフター・ウェディング」が06年アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされ、一躍注目を集めたデンマークの女性監督スサンネ・ビアが「アフター・ウェディング」の前に手掛けた作品で、ハリウッド・リメイクも決まったヒューマン・ドラマ。

国連軍のエリート兵士のミカエルは美しい妻サラと2人の娘を残し、戦地アフガニスタンへ赴きます。両親の自慢の息子でもあるミハイルと比べ、仕事にも就かず、ついに銀行強盗で捕まり服役までした弟ヤニックは家族の中で孤立していました。弟ヤニックが刑務所から出所し、兄の家に厄介になります。

戦禍のアフガニスタンに着いたミハイルは早速、行方不明になった無線技師の救助に向かいますが、途中で彼の搭乗する飛行機は撃墜されてしまいます。故国の家族の元にミハイルの死が伝えられることになります。突然の悲報に打ちひしがれる一家。遺体のない葬儀も済み、妻サラもようやく夫の死を受け入れ始めます。それまでトラブルばかり起こしていた弟ヤニックに、大きな変化が現れ、残された兄家族を支えるうち、次第にサラと心を通わせていきます。しかしそんな時、ミハイルがアフガニスタン側の捕虜になっており、救出されたとの知らせが飛び込んできます。

ところが戻ってきたミハイルは戦争の精神的な後遺症に病み、別人のようになっていました。ヤニックとサラの仲を疑ったり、子供達にも厳しく当たるようになってしまいます…

おすすめ映画『ある愛の風景』(2004/スサンネ・ビア監督)感想‣予期せぬ出来事によって揺らぐ日常を通して、人間を深く掘り下げる

『アフターウェディング』(2006)

死期が迫った一人の資産家が愛する家族のために決断したある計画と、それに巻き込まれた男女の葛藤と運命の行方をミステリアスかつ感動的に描くヒューマン・ドラマ。監督は「しあわせな孤独」のスザンネ・ビア。インドで孤児たちの救援事業に従事するひとりのデンマーク人、ヤコブ。運営している学校の財政難に頭を悩ますヤコブのもとに、デンマークの大富豪の実業家ヨルゲンから巨額の資金援助の申し出が舞い込みます。そして面会したいというヨルゲンの求めに応じて、久々に故郷デンマークへと戻ったヤコブですが、面談を無事終えた彼は、ヨルゲンから週末に行われる娘アナの結婚式に強引に招待されます。断り切れずに出席することに、そこでは思いがけない人と再会し、ヨルゲンの真の望みを知る事になります。

おすすめ映画『アフターウェディング』(2006/スサンネ・ビア監督)感想‣巨額の寄付と引き換えにその人生を支配しようとする実業家と慈善事業家…

『しあわせな孤独』(2002)

一件の交通事故によって運命を変えられる男女4人の現実感溢れるデンマークの抒情的恋愛映画。

23歳の女性コックのセシリと大学で地理学の博士号取得を目指す大学生ヨアヒムのカップルは、結婚を間近に控えていました。しかしある日、セシリの目の前でヨアヒムが交通事故に見舞われます。そして、彼は病院で一命を取り留め、会話は出来るものの半身不随になってしまいます。ヨアヒムを轢いたのは、この病院の医師ニルス(マッツ・ミケルセン)の妻マリーでした。彼女は助手席に座っていた娘スティーネと口論中、前方不注意で事故を起こしてしまいます。事故以来、ヨアヒムは絶望し、献身的に介護しようとするセシリに辛く当たります。セシリまで受け入れなくなるヨアヒム。そして傷つき打ちひしがれるセシリ。そんな彼女の支えになろうとニルスは優しく接するのでしたが、交通事故の加害者の夫に癒やしを求めた被害者の婚約者、加害者の婚約者を愛した加害者の夫との、二人の間柄は、いつしか本気の恋へと変わっていきすが、さてその結末は…

おすすめ映画『しあわせな孤独』(2002/スサンネ・ビア監督)感想‣コペンハーゲンの街を背景に、せつなくもひたむきな愛の形がじっくりと描かれる…!?

『真夜中のゆりかご』(2014)

「未来を生きる君たちへ」でアカデミー外国語映画賞に輝いた作品、デンマークの女性監督スサンネ・ビアと脚本家アナス・トーマス・イェンセンのコンビによる、育児放棄、ドラッグ中毒、家庭内暴力といった現代社会が抱えるさまざまな問題を盛り込んだサスペンスドラマ。美しい妻と乳児の息子とともに、幸せな生活を送っていた敏腕刑事のアンドレアス。ある日、通報を受けて駆けつけた一室で、薬物依存の男女による衝撃的な育児放棄の現場に直面します。一方、夫婦交代で真夜中に夜泣きする息子を寝付かせる愛に満ちた日々を過ごすアンドレアスでしたが、ある朝、思いもよらず息子が急死するという悲劇が彼らを襲います。それをきっかけに、アンドレアスの中で善と悪の境界線が激しく揺れ動いていくことに…

おすすめ映画『真夜中のゆりかご』(2014/スサンネ・ビア監督)感想‣2組の全く異なる境遇の夫婦の生活と子育てを対比させた物語…

『愛さえあれば』(2012)

南イタリアを舞台に描く大人のラブロマンス。デンマークに住むイギリス人のフィリップは、妻の死から立ち直れず、ひたすら仕事に打ち込む孤独な日々を送っていました。一方、美容師のイーダは乳がんの治療が落ち着いた矢先に夫の浮気が発覚し、心に深い傷を負います。2人はそれぞれの息子と娘の結婚式が開かれる南イタリアのソレントで偶然出会い、徐々にひかれあっていきます。

 

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