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「ジェームズ・マンゴールド」監督、総指揮おすすめ映画10作品(順不同)

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西部劇からロマコメ、スリラー、ミュージカルまで多彩なジャンルの分野の作品を手掛けています。ディズニー・アニメーション「オリバー ニューヨーク子猫ものがたり」(88)で脚本家としてキャリアをスタートさせています。人気キャラクター、ウルヴァリンを主人公にしたシリーズ最終章「LOGAN ローガン」(17)では、監督・製作総指揮・共同脚本を兼ね、スーパーヒーロー映画として史上初めてアカデミー脚色賞にノミネートされています。多才なジョームズ監督作品、最近見た10本につきご紹介します。まだ未観賞の作品がありましたら、参考にしてみてください。

『フォードvsフェラーリ』(2019)

1966年のル・マン24時間耐久レースを題材にした映画。業績不振に悩む世界最大のカーメーカーフォードは大胆にもル・マンレースで王者に君臨するフェラーリを破り優勝することで知名度アップを図る事を決意。与えられた時間はわずか90日間という破天荒な計画に挑んだのかカーデザイナーであるシェルビーと天才ドライバーマイルズの二人のコンビだった。

このフォードの無謀とも思える常勝フェラーリへの挑戦に火をつけた背景にはフォードによる経営不振に陥ったフェラーリ買収工作の失敗などが絡まり物語が面白く展開していく。また、歯に衣を着せぬマイルズの言動はフォード副社長ビーブから反発をかい、ありとあらゆる場面で抵抗を受ける事になるが、シェルビーの機転で潜り抜けていく…

おすすめ映画|『フォードvsフェラーリ』(2019/ジェームズ・マンゴールド監督)絶対王者フェラーリに挑んだ男たちの実話 

『グレイテスト・ショーマン』(2017/製作総指揮)

「レ・ミゼラブル」でも華麗な歌声を披露したヒュー・ジャックマンの主演で、「地上でもっとも偉大なショーマン」と呼ばれた19世紀アメリカの実在の興行師P・T・バーナムの半生を描いたミュージカル。

劇中で歌われるミュージカルナンバーを、「ラ・ラ・ランド」も手がけたベンジ・パセック&ジャスティン・ポールのコンビが担当した。

貧しい家に生まれ育ち、幼なじみの名家の令嬢チャリティと結婚したフィニアス。妻子を幸せにするため努力と挑戦を重ねるフィニアスはやがて、さまざまな個性をもちながらも日陰に生きてきた人々(小人症の男、大男、体重230㌔の女性、髭の濃い女、全身刺青の男、結合双生児の兄弟など)、世間から隠れるようにして生きていた様々な人を集めた誰も見たことがないゴージャスなショーを作り上げたり、イギリスから奇跡の声を持つオペラ歌手ジェニー・リンド(レベッカ・ファーガソン)を連れてアメリカに戻り、全米各地でショーを開催し大きな成功をつかむ。しかし、そんな彼の進む先には大きな波乱が待ち受けていました。

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『ナイト&デイ』(2010)

「バニラ・スカイ」でコンビを組んだトム・クルーズとキャメロン・ディアスのハリウッドの2大スターが再び共演するアクション・コメディ。

監督は「17歳のカルテ」のジェームズ・マンゴールド。理想の男性を追い求める平凡な女性ジューンは、ある日空港でハンサムな男ロイと運命的な出会いをし一目惚れしてしまいますが、男の正体は重要な任務を帯びた元CIAの凄腕エージェントでした。男との出会いから、何度もとてつもない危険な目に遭遇するジューンは、やがて男に疑いの念を抱きはじめていきます。ジューンは、天才科学者サイモンの開発した永久エネルギーを生むバッテリー『ゼファー』を奪い合う事件に巻き込まれていきます・・・

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『3時10分、決断のとき』(2007)

エルモア・レナード原作の傑作西部劇「決断の3時10分」(1957)を、ラッセル・クロウ&クリスチャン・ベール主演、「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」のジェームズ・マンゴールド監督でリメイクした映画。

地主からの嫌がらせで、馬小屋に火を放たれた牧場主ダン・エヴァンス(クリスチャン・ベイル)一家。困窮した生活から抜け出すために、強盗団の頭目として西部中に名を知られた、悪名高い無法者のベン・ウェイド(ラッセル・クロウ)を、刑務所に送る為、3日後の3時10分発のユマ行きの汽車に乗せるまで護送をする仕事を、ダンは200㌦で引き受けます。ダンの決断とその後の運命が描かれます。共演はピーター・フォンダ、グレチェン・モル。

おすすめ映画感想|『3時10分、決断のとき』(2007/ジェームズ・マンゴールド監督)出演ラッセル・クロウとクリスチャン・ベールの西部劇【U-NEXT 無料視聴】

『17歳のカルテ』(1999)

舞台は1960年代のアメリカ。17歳のスザンナはアスピリンを大量に飲んで自殺未遂を起こし、親の勧めで精神療養施設・クレイモアへと送られ入院する。医師の診断は“境界性人格障害”。情緒不安定で著しい衝動性を持つ精神病だった。同じ病棟の患者は、顔に火傷の痕があるポリー、虚言症のジョージーナ、大食症のデイジー、そしてリサ。常に監視され管理される入院生活の中で絶望感を感じていたスザンナは、病棟のリーダー格であるエキセントリックなリサに惹かれ次第に、精神科病院が自分の居場所と感じるようになっていく。

しかし退院した患者の近親姦を見破り、この患者を自殺に追い込むというリサの行動から、徐々に彼女の行動に疑問を持つようになって行く。スザンヌはやはり自分は社会復帰を目指すべきで、ここは自分が居るべき場所ではないと気付き始めて行きます。

おすすめ映画感想|『17歳のカルテ』(1999/ジェームズ・マンゴールド監督)境界性パーソナリティ障害を克服していく少女を描く

『アイデンティティー』(2003)

豪雨のために交通が遮断され、さびれたモーテルに泊まることになった11人の男女は、若いカップル、わがままな女優とそのマネージャー、囚人と彼を護送する刑事、子供連れの夫婦など。まもなく女優が行方不明になり、その頭部がランドリーの乾燥機の中で発見されます。その後も、一人また一人と次々に殺されていきます。犯人は一体誰なのか? その目的は何なのか? 謎の犯人は殺人を続けていきます。そして、死体は消えてしまうという不思議な現象が起こります…一方、多重人格障害を持つ死刑囚の再審理の話が同時に進行するサスペンス映画。

おすすめ映画『アイデンティティー』(2003/ジェームズ・マンゴールド監督)感想‣かなりの恐怖感を味わう事の出来る逃げ場の無い”密室”ミステリー!

『コップランド』(1996)

警官の町という特殊な共同体内部の腐敗を描いた社会派ドラマ。

NY警察で起こったある事件を通し、警察組織内部の深い闇にスポットを当ててゆきます。さまざまな警察関係者に扮した、名優たちの競演が見もの。他の共演にレイ・リオッタ、アナベラ・シオラ。NY市警の警官が多く暮らす街、ニューヨークの対岸のニュージャージー州“ギャリソン”。ベテラン警官・レイを頂点とするコップランドの鉄の結束のもと、保安官のフレディは無力ながら平穏無事な日々を送っていました。しかしある日、管内で起こった警官の誤射事件から事態は急転する事に…余り派手なアクションシーンは見られませんが、積もり積もった”憂さ”を晴らすラストシーンが見ものとなります。

おすすめ映画『コップランド』(1996/ジェームズ・マンゴールド監督・脚本)感想‣S.スタローンの抑え気味の演技力が圧巻!

『ウルヴァリン:SAMURAI』(2013

マーベル・コミックのキャラクター「ウルヴァリン」を題材としたウルヴァリン三部作の2作目。「X-MEN」シリーズの人気キャラクターでヒュー・ジャックマンが演じるウルヴァリンを主人公とした「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」(2009)に続く作品。映画「X-MEN」シリーズでは既に10作以上の作品が公開されている大人気映画となっています。

カナダで隠遁生活を送っていたウルヴァリンは、ある因縁で結ばれた大物実業家・矢志田に請われて日本を訪れます。しかし、癌を患っていた矢志田はほどなくして死去。ウルヴァリンは矢志田の孫娘マリコと恋に落ちますが、何者かの陰謀により不死身の治癒能力を失うというかつてない状況に追い込まれてしまいます。日本が主な舞台となり、本格的な日本各地のロケも敢行されています。マリコ役のTAO、ウルヴァリンを日本へと導くユキオ役の福島リラ、矢志田の息子シンゲンを演じる真田広之ら、日本人キャストも多数出演しており、かなり新鮮味を感じました。

おすすめ映画『ウルヴァリン:SAMURAI』(2013/ジェームズ・マンゴールド監督)感想‣満身創痍の体で挑むスーパーヒーロー”ウルヴァリン”

『ウォーク・ザ・ライン 君につづく道』(2005)

ボブ・ディランをはじめ数多くのミュージシャンに多大な影響を与えたカントリー/ロカビリー・ミュージックの伝説の歌手ジョニー・キャッシュ(ホアキン・フェニックス)の波乱に満ちた人生を、彼の2人目の妻となった歌手ジューン・カーター(リース。ウィザースプーン)との関係を軸に描いた伝記ドラマ。貧しい家庭に生まれ育ったジョニー・キャッシュは、酔っ払いで暴力的な父に怯えてた幼少期を過ごしていました。優しい兄の存在とラジオから流れてくる少女ジューン・カーターの歌声だけを心の拠り所にしていました。しかし、最愛の兄は不慮の事故で命を落としてしまいます。やがて成長したジョニーは2年間の従軍を経て恋人ヴィヴィアンと結婚。訪問販売の仕事の傍ら友人たちとバンドを組んだ彼は、オーディションに合格し念願のプロデビューを果たします。ツアー先で憧れのジューンと知り合い、共演しジョニーは、彼女に強く惹かれて行きます。それ以来10数年に及ぶ愛の軌跡が描かれていきます…主演を務めたホアキン・フェニックスとリース・ウィザースプーンが劇中歌すべてを自ら歌い、2006年・第78回アカデミー賞では5部門ノミネートされ、ウィザースプーンが主演女優賞を受賞している作品です。

おすすめ映画『ウォーク・ザ・ライン 君につづく道』(2005/ジェームズ・マンゴールド監督)感想‣何度プロポーズを断られようと、諦めない精神力に驚き!?

『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(2023)

ハリソン・フォード演じる考古学者インディ・ジョーンズの冒険を描くアドベンチャー映画の金字塔「インディ・ジョーンズ」シリーズの第5作。前作から15年ぶりの新作となり、過去4作でメガホンをとったスティーブン・スピルバーグはジョージ・ルーカスとともに製作総指揮を務め、「LOGAN ローガン」「フォードvsフェラーリ」のジェームズ・マンゴールド監督にメガホンが託されました。

人類が月に立った1969年という舞台が設定されています。考古学者で冒険家のインディ・ジョーンズの前にヘレナという女性が現れ、インディが若き日に発見した伝説の秘宝、“人間の想像を超える力”を持つ謎に満ちた「運命のダイヤル」の話を持ち掛けます。それは人類の歴史を変える力を持つとされる究極の秘宝であり、その「運命のダイヤル」を巡ってインディは、因縁の宿敵である元ナチスの科学者フォラー博士を相手に、全世界を股にかけた争奪戦を繰り広げることになります。

上映中 新作映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(2023/ジェームズ・マンゴールド監督・脚本)感想‣15年振りの劇場上映中のシリーズ最新作に熱中!

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