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最近劇場で観賞したおすすめ新作映画15作品(順不同)のご紹介(感想、見どころ)

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絶対見逃せない映画 おすすめ
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一部を除いて、ほとんどが今年日本公開された作品をご紹介します。また、アカデミー賞(2024)では『オッペンハイマー』の圧勝に終わりました。しかし、他の作品もとても力作揃いで、前評判も高く、毎月映画館に足を運ぶのが待ち遠しかった作品ばかりでした。『デューン砂の惑星PART2』や『ゴールデンカムイ』は続編の公開もとても楽しみです。

『オッペンハイマー』(2023/クリストファー・ノーラン監督)

「ダークナイト」「TENET テネット」などの大作を送り出してきたクリストファー・ノーラン監督が、原子爆弾の開発に成功したことで「原爆の父」と呼ばれたアメリカの物理学者ロバート・オッペンハイマーを題材に描いた歴史映画。2006年ピュリッツァー賞を受賞した、カイ・バードとマーティン・J・シャーウィンによるノンフィクション「『原爆の父』と呼ばれた男の栄光と悲劇」を下敷きに、オッペンハイマーの栄光と挫折、苦悩と葛藤を描いています。

第2次世界大戦中、才能にあふれた物理学者のロバート・オッペンハイマーは、核開発を急ぐ米政府のマンハッタン計画において、原爆開発プロジェクトの委員長に任命されます。しかし、実験で原爆の威力を目の当たりにし、さらにはそれが実戦で投下され、恐るべき大量破壊兵器を生み出したことに衝撃を受けたオッペンハイマーは、戦後、さらなる威力をもった水素爆弾の開発に反対するようになりますが……。

ご存知の通り、第96回アカデミー賞では同年度最多となる13部門にノミネートされ、作品賞、監督賞、主演男優賞(キリアン・マーフィ)、助演男優賞(ロバート・ダウニー・Jr.)、編集賞、撮影賞、作曲賞の7部門で受賞を果たしています。製作費約1億㌦を投じた3時間の超大作映画。

上映中 おすすめ新作映画『オッペンハイマー』(2023/クリストファー・ノーラン監督)感想‣全身で体感する“異様な3時間”!

『デューン 砂の惑星 PART2』(2024/ドゥニ・ビルヌーブ監督)

「メッセージ」「ブレードランナー2049」のドゥニ・ビルヌーブ監督がフランク・ハーバートのSF小説を映画化し、第94回アカデミー賞で6部門に輝いたSFアドベンチャー大作「DUNE デューン 砂の惑星」の続編。

物語の舞台、その惑星を制する者が全宇宙を制すると言われる砂に覆われた惑星デューンで繰り広げられたアトレイデス家とハルコンネン家の壮絶な戦い。ハルコンネン家の陰謀により一族を滅ぼされたアトレイデス家の後継者ポール(ティモシー・シャラメ)は、ついに反撃の狼煙を上げます。砂漠の民フレメンのチャニ(ゼンデイヤ)と心を通わせながら、救世主として民を率いていくポールですたが、宿敵ハルコンネン家の次期男爵フェイド=ラウサ(オースティン・バトラー)がデューンの新たな支配者として送り込まれてきます。

公開中 おすすめ新作映画『デューン 砂の惑星 PART2』(2024/ドゥニ・ビルヌーブ監督)感想‣別世界の惑星体験を映像美と共に楽しむ…

『PERFECT DAYS』(2023/ビム・ベンダース監督)

「パリ、テキサス」「ベルリン・天使の詩」などで知られるドイツの名匠ビム・ベンダースが、役所広司を主演に迎え、東京・渋谷を舞台にトイレの清掃員の男が送る日々の小さな揺らぎを描いたドラマ。2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、役所が日本人俳優としては「誰も知らない」の柳楽優弥以来19年ぶり2人目となる男優賞を受賞しています。

東京・渋谷でトイレの清掃員として働く平山。淡々とした同じ毎日を繰り返しているようにみえるが、彼にとって日々は常に新鮮な小さな喜びに満ち溢れていました。昔から聴き続けているカセットテープから流れる音楽と、休日のたびに買う古本の文庫を読むこと、彼の人生は風に揺れる木のようでもありました。そして木が好きな平山は、いつも小さなフィルムカメラを持ち歩き、自身を重ねるかのように木々の写真を撮っていました。公園で芽生えたばかりの若木の苗を見つけると大事に持ち帰り、鉢植えとして家で大事に育てていました。そんなある日、思いがけない再会を果たしたことをきっかけに、彼の過去に少しずつ光が当たっていくのですが…

東京・渋谷区内17カ所の公共トイレを、世界的な建築家やクリエイターが改修する「THE TOKYO TOILET プロジェクト」に賛同したベンダースが、東京、渋谷の街、そして同プロジェクトで改修された公共トイレを舞台に描いています。

公開中 おすすめ映画『PERFECT DAYS』(2023/ビム・ベンダース監督)感想‣日常のルーティーンワークのなんと美しいこと!!

『ゴールデンカムイ』(2024/久保茂昭監督)

明治末期の激動の北海道を舞台(本編では厳冬期の北海道)にアイヌ埋蔵金争奪戦の行方を描いた野田サトルの大ヒット漫画を実写映画化したサバイバルバトル作品。単行本(全31巻)の累計発行部数は、2024年1月時点で2700万部を突破しているという大ヒット漫画!

日露戦争での鬼神のごとき戦いぶりから「不死身の杉元」の異名を持つ杉元佐一(山崎賢人)。ある目的のため一獲千金を狙う彼は、北海道の山奥で砂金採りに明け暮れていました。そんなある日、杉元はアイヌ民族から強奪された莫大な金塊の存在を知ることになります。金塊を奪った「のっぺら坊」と呼ばれる男は、捕まる直前に金塊を何処かにを隠し、その在り処を暗号にした刺青を24人の網走刑務所の囚人の身体に彫って彼らを脱獄させることに成功。金塊を見つけ出すべく動き始めた杉元は、野生のヒグマに襲われたところをアイヌの少女アシリパ(山田杏奈)に救われます。彼女は金塊を奪った男に父親を殺されており、その仇を討つため杉元と行動をともにすることに…一方、大日本帝国陸軍第七師団の鶴見篤四郎中尉と、戊辰戦争で戦死したとされていた新選組副長・土方歳三も、それぞれ金塊の行方を追っていました。

上映中 おすすめ新作映画『ゴールデンカムイ』(2024/久保茂昭監督)感想‣北海道を舞台として金塊を巡る旅の始まり、アイヌの文化に触れる新鮮味に溢れる

『哀れなるものたち』(2023/ヨルゴス・ランティモス監督)

「女王陛下のお気に入り」のヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンが再びタッグを組み、スコットランドの作家アラスター・グレイの同名ゴシック小説を映画化したSFラブコメ作品。2023年・第80回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で最高賞の金獅子賞を受賞し、第96回アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞、脚色賞ほか計11部門にノミネートされています。

不幸な若い女性ベラ(エマ・ストーン)は自ら命を絶ちますが、風変わりな天才外科医ゴッドウィン・バクスター(ウィレム・デフォー)によって自らの胎児の脳を移植され、奇跡的に蘇生します。「世界を自分の目で見たい」という強い欲望にかられた彼女は、婚約者がありながら放蕩者の弁護士ダンカン(マーク・ラファロ)に誘惑され駆け落ち、リスボンを初め大陸横断の旅に出ます。大人の体を持ちながら新生児の目線で世界を見つめるベラは時代の偏見から解放され、平等や自由を知り、驚くべき成長を遂げていきますが…

上映中 おすすめ映画『哀れなるものたち』(2023/ヨルゴス・ランティモス監督)感想‣未知の驚きと未体験の感動!

『RHEINGOLD ラインゴールド』(2022/ファティ・アキン監督)

「女は二度決断する」「ソウル・キッチン」などで知られるドイツのファティ・アキン監督が、実在するラッパーで音楽プロデューサーのカターの破天荒な半生を描き、本国ドイツで大ヒットを記録した伝記ギャング映画。

クルド系音楽家のもとに生まれたジワ・ハジャビは、亡命先のパリで音楽教育を受けた後にドイツのボンに移り住みますが、両親の離婚により貧しい生活を余儀なくされます。ある日、街の不良たちに叩きのめされた彼は復讐のためにボクシングを覚え、「カター(危険なヤツ)」となってドラッグの売人や用心棒をするようになります。さらに金塊強盗にまで手を染めて指名手配された彼は、逃亡先のシリアで拘束されてドイツに送還、刑務所内でレコーディングした曲でデビューを果たすという破天荒振り…

上映中 おすすめ新作映画『RHEINGOLD ラインゴールド』(2022/ファティ・アキン監督)感想‣破天荒な実話に基づく奇想天外なドイツ人ラッパーのサクセスストーリー

『ボーはおそれている』(2023/アリー・アリスター監督)

「ミッドサマー」「ヘレディタリー 継承」の鬼才アリ・アスター監督と「ジョーカー」「ナポレオン」の名優ホアキン・フェニックスがタッグを組み、怪死した母のもとへ帰省しようとした男が奇想天外な旅に巻き込まれていく姿を描くホラー・コメディ映画(「ミッドサマー」程怖くはないので、ご安心ください)

日常のささいなことでも不安になってしまう怖がりの男ボー(ホアキン・フェニックス)は、つい先ほどまで電話で会話していた母が突然、怪死したことを知ります。母のもとへ駆けつけようとアパートの玄関を出ると、そこはもう“いつもの日常”ではありませんでした。その後も奇妙で予想外な出来事が次々と起こり、現実なのか妄想なのかも分からないまま、ボーの里帰りはいつしか壮大な旅へと変貌していくことになります。

共演は「プロデューサーズ」のネイサン・レイン、「ブリッジ・オブ・スパイ」のエイミー・ライアン、「コロンバス」のパーカー・ポージー、「ドライビング・MISS・デイジー」のパティ・ルポーンなど。

公開中 おすすめ映画『ボーはおそれている』(2023/アリー・アリスター監督)感想‣悪夢に次ぐ悪夢!笑っていいのやら、恐れるべきか!?

『ARGYLLE アーガイル』(2024/マシュー・ボーン監督)

「キングスマン」シリーズのマシュー・ボーン監督が描く痛快スパイアクション。

謎のスパイ組織の正体に迫る凄腕エージェント・アーガイルの活躍を描いたベストセラー小説「アーガイル」の作者エリー・コンウェイは、愛猫アルフィーと一緒にのんびり過ごす時間を愛する平和主義者。新作の準備を進めている彼女は、アルフィーを連れて列車で移動中に謎の男たちに命を狙われ、エイダンと名乗るスパイに助けられます。やがて、エリーの小説が偶然にも現実のスパイ組織の行動を言い当てていたことが判明。エリーの空想のはずだった世界と、命を狙われる現実との境界線が曖昧になっていくなか、敵の一歩先を行くべく世界中を駆け巡るエリーでしたが……。

なお、本編中には2023年11月に発売されて世界的な話題となったザ・ビートルズの最後の新曲「Now and Then」が印象的に、そして何度も使用されています。お聞き逃しの無い様に…

上映中 おすすめ新作映画『ARGYLLE アーガイル』(2024/マシュー・ボーン監督)感想‣映画冒頭キレッキレの列車内アクションシーンに目が釘付け!

『梟 フクロウ』(2022/アン・テジン監督)

17世紀・朝鮮王朝時代の記録物「仁祖実録」に記された“怪奇の死”にまつわる謎を題材に、盲目の目撃者が謎めいた死の真相を暴くため奔走する姿を予測不可能な展開で緊張感たっぷりに描き、韓国で大ヒットを記録したサスペンススリラー。2022年に韓国で公開されてランキングNo.1の年間最長記録を樹立し、翌年同国の映画賞で最多25冠に輝いた大ヒット作品です。

盲目の天才鍼医ギョンスは病の弟を救うため、誰にも言えない秘密を抱えながら宮廷で働いています。ある夜、ギョンスは王の子の死を“目撃”してしまったことで、おぞましい真実に直面する事態になります。まったく無実の彼は追われる身となり、朝日が昇るまでという限られた時間のなか、謎を暴くため闇を駆けますが……。

上映中 おすすめ映画『梟 フクロウ』(2022/アン・テジン監督)感想‣盲目の鍼(はり)師が王家の陰謀に巻き込まれてゆく物語

『コット、はじまりの夏』(2022/コルム・バレード監督)

1981年、アイルランドの田舎町が舞台。貧困で苦しむ大家族、飲酒と賭け事が好きな父親らの中でひとり静かに暮らす寡黙な少女コットは、赤ちゃんが生まれるまでの夏休みを遠い親戚夫婦キンセラ家の緑豊かな農場で過ごすことになります。はじめのうちは慣れない生活に戸惑うコットでしたが、ショーンとアイリンの夫婦の愛情をたっぷりと受け、ひとつひとつの生活を丁寧に過ごす中で、これまで経験したことのなかった生きる喜びを徐々に実感していくようになります。

本作がデビュー作となるキャサリン・クリンチが主人公コットを圧倒的な透明感と存在感で繊細に演じ、IFTA賞(アイリッシュ映画&テレビアカデミー賞)主演女優賞を史上最年少の12歳で受賞しています。アイルランドの作家クレア・キーガンの小説「Foster」を原作に、これまでドキュメンタリー作品を中心に子どもの視点や家族の絆を描いてきたコルム・バレードが長編劇映画初監督・脚本を手がけています。

また、海外最大の映画評論サイトRotten Tomatoesでは97%フレッシュ(※2023.11.9時点)という高い評価を記録し、多くの映画人や映画ファンを魅了している作品です。

上映中 おすすめ映画『コット、はじまりの夏』(2022/コルム・バレード監督)感想‣やっと見つけた、私の居場所とは!

『サン・セバスチャンへ、ようこそ』(2020/ウッディ・アレン監督)

ウッディ・アレン監督が、スペイン最大の国際映画祭であるスペイン北部バスク地方のサン・セバスチャン国際映画祭を舞台に、妻の浮気を疑う映画学の大学教授が体験する不思議な出来事(夢と現実の世界を縦横無尽に往来)を描いたロマンティック・コメディ。

ニューヨークの大学の映画学を専門とする教授で、現在は人生初の小説の執筆に取り組んでいる作家のモート・リフキン(ウォーレン・ショーン)は、有名な気鋭のフランス人監督フィリップの広報を担当している妻のスー(ジーナ・ガーション)に同行して、サン・セバスチャン映画祭にやって来ます。リフキンはいつも楽しそうな妻とフィリップの浮気を疑っていますが、そんな彼が街を歩くと、フェデリコ・フェリーニ監督の「8 1/2」の世界が突然目の前に現れます。さらには、夢の中でオーソン・ウェルズ監督の「市民ケーン」、ジャン=リュック・ゴダール監督の「勝手にしやがれ」の世界に自身が登場するなど、クラシック映画の世界に没入する不思議な体験が次々と巻き起こってきます。

上映中 おすすめ映画『サン・セバスチャンへ、ようこそ』(2020/ウッディ・アレン監督)感想‣スペインのサン・セバスチャンを舞台に男女4人の交錯する恋心を描く!

『ファースト・カウ』(2020/ケリー・ライカート監督)

「オールド・ジョイ」「ウェンディ&ルーシー」などの作品で知られ、アメリカのインディペンデント映画界で高く評価されているケリー・ライカート監督が、西部開拓時代のアメリカで一獲千金の成功を夢みる2人の男の友情を、これまでの定型的な西部劇の風景とは180度異なる、アメリカの原風景を切り取った美しい映像と心地よい音楽にのせて描いたヒューマンドラマ。

1820年代太平洋岸、西部開拓時代のオレゴン州。アメリカンドリームを求めて未開の地へ移住した料理人クッキーと中国人移民キング・ルーは意気投合し、ある大胆な計画を思いつきます。それは、この地に初めてやってきた“富の象徴”である牛からミルク(毎晩忍び込んで搾乳)を盗み、ドーナツをつくって一獲千金を狙うというビジネスでした。

公開中 おすすめ映画『ファースト・カウ』(2020/ケリー・ライカート監督)感想‣西部開拓時代甘いドーナツで一攫千金を夢見る男たち!?

『ポトフ 美食家と料理人』(2023/トラン・アン・ユン監督)

「青いパパイヤの香り」「ノルウェイの森」などの名匠トラン・アン・ユン監督が、料理への情熱で結ばれた美食家と料理人の愛と人生を描き、2023年・第76回カンヌ国際映画祭で最優秀監督賞を受賞しています。

19世紀末、フランスの片田舎。湖に囲まれたシャトーで「食」を追求し芸術にまで高めた美食家ドダンと、彼が閃いたメニューを完璧に再現する天才料理人ウージェニーの評判はヨーロッパ各国に広まっていました。ある日、ユーラシア皇太子から晩餐会に招かれたドダンは、ただ豪華なだけで延々8時間も続く退屈な料理にうんざりします。食の真髄を示すべく、最もシンプルな家庭料理・ポトフで皇太子をもてなすことを決めるドダンでしたが、そんな矢先、ウージェニーが倒れてしまいます。ドダンはすべて自分の手でつくる渾身の料理で、愛するウージェニーを元気づけようとするのですが……。

公開中 おすすめ映画『ポトフ 美食家と料理人』(2023/トラン・アン・ユン監督)感想‣有名な美食家と天才料理人が究極のメニュー作り!

『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』(2023/マーティン・スコセッシ監督)

マーティン・スコセッシ監督がレオナルド・ディカプリオ、ロバート・デ・ニーロ、ジェシー・プレモンス、リリー・グラッドストーンら豪華キャストを迎え、実話を基に描いた西部劇サスペンス。スコセッシとディカプリオは長編映画6度目のタッグとなります…

舞台は1920年代、オクラホマ州オーセージ郡。先住民であるオーセージ族は、石油の発掘によって一夜にして莫大な富を得た。その財産に目をつけた白人たちは彼らを巧みに操り、脅し、ついには次々と殺人にまで手を染めていきます。

元テキサス・レンジャーの特別捜査官は、後のFBIとなる捜査局と29歳のジョン・エドガー・フーヴァー長官の下、大規模な捜査を開始します。しかし、利権や人種差別が複雑に絡み合う事件に捜査は難航することになります。

おすすめ公開中映画『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』(2023/マーティン・スコセッシ監督)感想‣「レヴェナント」に続き2度目の主演男優賞受賞も期待大!

 

『バービー』(2023/グレタ・ガーウィグ監督)

世界中で愛され続けるアメリカのファッションドール「バービー」を、マーゴット・ロビー&ライアン・ゴズリングの共演で実写映画化。さまざまなバービーたちが暮らす完璧な世界「バービーランド」から人間の世界にやってきたひとりのバービーが、世界の真実に直面しながらも大切なことは何かを見つけていく姿を描きます。

ピンクに彩られた夢のような世界「バービーランド」。そこに暮らす住民は、皆が「バービー」であり、皆が「ケン」と呼ばれている。そんなバービーランドで、オシャレ好きなバービーは、ピュアなボーイフレンドのケンとともに、完璧でハッピーな満ち足りた毎日を過ごしていました。ところがある日、彼女の身体に異変が起こります。困った彼女は世界の秘密を知る変わり者のバービーに導かれ、ケンとともに人間の世界へと旅に出ることになります。しかしロサンゼルスにたどり着いたバービーとケンは人間たちから好奇の目を向けられ、思わぬトラブルに見舞われてしまいますが…

公開中 おすすめ映画『バービー』(2023/グレタ・ガーウィグ監督)感想‣“この夏観たいNo.1映画”あのバービーが人間の世界に現れる!

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